2011年2月9日水曜日

記録映画「教えられなかった戦争・沖縄編」

2月5日(土)、丸木美術館での上映会に行ってきました。阿波根昌鴻(あわごんしょうこう)さんの、伊江島における土地闘争の記録です。お名前と平和運動を続けてきた方ということしか知りませんでした。
あわごんさんは、金子みすゞと同じ1903年生まれ。戦後、米軍に土地を取り上げられ、日米両政府の理不尽と闘ってきました。小学校しか出ていない中、立ち向かうために学習を重ねた理念と言葉のわかり易さ…!
これまで私は、平和のための朗読活動を続けながらも、戦争はなくせないのではないかという無力感と絶望感を消せずにいました。戦争は人が死ぬ。悲しみと憎しみを生む。戦争を好きな人などいないはずなのに、なぜなくならないのか。それは、儲かる人がいるから。
でも、儲からない人の方が圧倒的多数。だとしたら、儲からない世界中の全ての人が手をつなげばなくせるはず。その気付きと希望をもらいました。
レノンは「想像してごらん」と歌いました。
イメージすること
信じること
できることから始めること
…あらためて、そう思いました。未来を担う子どもたちに、自分たちの手で戦争はなくせると教えていけば、私たちが生きている間には実現できなかったとしても不可能ではない。
無理して時間を作ってでも、行った甲斐がありました。機会があったら、ぜひ皆さんも観て下さいね!

引っ越し:追記

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