2013年8月28日水曜日

『センセイの鞄』10月の町田公演に向けて

昨夜、町田公演にご協力いただく、鶴の羽の会のお二方と会って…というか呑んで(?)きました。

鶴の羽の会は、町田に住む戸羽市長の同級生たちが、陸前高田を支援するために立ち上げた会です。

偶然にも市長のご出身地・町田での再演が決まり、鶴の羽の会をご紹介いただきました。

「きっと気が合うと思うよ」という戸羽さんの予言的中、女子会のノリで意気投合が炸裂☆

戸羽さんと陸前高田を案ずるお二方の気持ちに、時にウルウルしつつ…

「みんな(昔とは見た目が)違っちゃったけど みんないい」と、金子みすゞが応用され…

来年、町田ポプリホールでの3・11イベントで朗読させていただくことになりました!!!

お役に立てる機会が見つかって、むっちゃ嬉しいです。

陸前高田にステージの出前に行きたいのですが、なかなか「場」を作れなくて…

その分、町田で働かせていただきます*smile*

川越からの転入生…という感じで、仲良くなっていきたいです。

2013年8月23日金曜日

アテンション・プリ~ズ☆

町田で『センセイの鞄』再演が決まり、今日チラシが届きました!!!

町田といえば…そうです、陸前高田市長・戸羽太さんのご出身地☆

ということで、戸羽市長の同級生たちが「鶴の羽の会」を立ち上げ、陸前高田の支援をしています。

で、戸羽市長が町田の同級生をご紹介下さり、公演PRに協力していただけることになりました!!!

もちろん公演当日、会場で、「鶴の羽の会」さんに、陸前高田を支援する物販をしていただきます。

27日、来週の火曜日、会場の下見と打ち合わせで町田へ行きます。

打ち合わせの後、戸羽市長の同級生とも会う予定。

楽しみだなぁ…

さぁ、皆さん、10月26日(土)14:30.『センセイの鞄』朗読劇を観て、陸前高田を支援する品々を買いに、町田へ集合です*smile*

定員60名の小さな会場ですので、早い者勝ちですヨ~!

木戸銭 3,000円也

ご予約、お待ちしております。

2013年8月18日日曜日

2013年7月22日みすゞ塾報告

いつも塾報告を書いてくれている塾生のお母様がシングルマザーになられたいきさつを、漏れ承っている。

「谷さんは妄想家だから、ドラマチックに脚色し過ぎ!」と言われているが(笑)。

そのお母様にお会いする機会を得た時は、本当に感激した。6~7年前のお花見野外学習に、塾生がお母様を連れてこられたのだ!!!

壮絶なドラマなど無かったかのような穏やかな横顔に、私の妄想が更に膨らんだのは言うまでもない。

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塾ではいつも朗読練習の前に、「みすゞ豆知識」の時間がある。塾長のレポートをもとに、金子みすゞのあれこれを学ぶひととき。そのレポート番号が118番。思えば長いことやっていて、そこにはみすゞ塾の歴史がある。

今は『金子みすゞふたたび』(今野勉 小学館)をベースに、学習している。この日は「父の詩 その4」として、みすゞが父を詠んだ詩を考察する4回目。

今回は「朝蜘蛛」を取り上げた。みすゞは、「お父さんは死んでなどいない。生きて遠くに住んでいて、赤い馬車で私を迎えにきてくれる」と詠んでいる。その父の乗り物は赤である。

前回とりあげた「赤いお舟」でも、父の乗り物は赤だった。お父さんは赤いお舟で、黄泉の世界から迎えに来てくれるという詩だった。

塾長は、「赤」という色に特別な意味があるのではと投げかけていた。私もみすゞの故郷は仏教が盛んだったという環境や、みすゞの生い立ち、そして当時の人たちの死生観を想像して納得した。

ところで私は個人的に、「赤いお舟」という言葉が気になって仕方がなかった。というのも…

私の手元に、昭和32年に撮った、母と共に6歳の私が写っている小さな写真がある。シングルマザーの母は、その写真の裏にある詩を書いていた。

「お母さま泣かずにねんね
 致しませう
 赤いおふねで父さまの
 かへるあしたをたのしみに」

という詩だ。ここでも父の乗り物は赤いお舟である。それは母の創作なのか、それとも誰かの詩なのか…。気になって、「赤いお舟」をインターネットで検索をしてみた。

みすゞの「赤いお舟」しかヒットしなかったのだが、執念でで探し続けたら、やっと見つかった!!!

作詞・清水かつら、作曲・弘田龍太郎の「あした」という童謡である。初出は雑誌『少女号』(小学新報社)大正9年(1920年)6月1日発行。詩と一緒に楽譜も掲載されていた。

作詞した清水かつらは、1898年(明治31年)東京深川うまれ。4歳で生母と父は離縁。12歳で継母を迎え、本郷元町に住み、父と継母に育てられた。「叱られて」や「靴がなる」などの童謡で知られる男性詩人である。

私の母は、幼い私の父恋しの気持ちと離縁された夫への思いを込めてこれを書いたのかなぁ…。

この「あした」という童謡について調べた資料をみなさんに配ったら、Aさんが「この歌知ってる」と歌ってくれた。なんかとてもなつかしく感じた。

1903年(明治36年)生まれのみすゞは17歳頃に、この詩が掲載された『少女号』という雑誌を見ていたかもしてない。もしかしたら歌っていたかもしれないと妄想するとわくわくする。

…そんな考え事に耽っていて、この日のお稽古「魚売りの小母さんに」「れんげ」「燕の母さん」「木の実と子供」「手品師」(『美しい町』JURA出版局より)は、心ここにあらずの私でした。

2013年8月17日土曜日

シダックス考

シダックスで、「自分開放講座」という講座をやっているんですが

場所柄カラオケ使いたい放題ですので

カラオケをバックに歌詞を朗読する「歌の朗読」をやっておりまする。

再来週8月29日は、サザンの「真夏の果実」をやろうと、ただ今テキストの準備中…

…に、ふと思ったこと。

真夏の「果実」って、真夏の「過失」と紙一重だよなぁ…(笑)。

興味とお時間のある方は、「果実」を「過失」に置き換えて、歌詞を思い浮かべてみると、さらに納得かも☆

それにしても桑田さんは、言葉のマジシャンですよねぇ!!!

♪四六時中も好きと言って

…この四六時中っていうのが何ともいえず、恋の気分。

日焼けも怖れず、ビキニでビーチに飛び出していった

「真夏の過失」スレスレのあの頃…

…と懐かしさに浸っている場合ではないぞよ。

さ、お仕事、お仕事。

2013年8月15日木曜日

お盆さまですね

盆も正月もない私め、本日から福島朗読会に向け、稽古開始でございました。

息子が私に代わり、父のアッシーでお盆廻りに行ってくれました。

我が家は車が1台しかないため、今日の稽古は、息子による送迎付き!!!

帰りは、コンビニまで強制連行され…

「重い荷物も持ってやったんだから」と、アイス奢らされました(笑)。

ちなみに、先週の米沢公演も、息子は手伝いで参加。

ビンボーな『アローン・シアター』、家内工業ならぬ、家内興行になっております。

去年3月の陸前高田朗読会にも同行してくれて…

今、大学4年。

来年は就職だから、先週の米沢公演が、手伝ってもらえる最後の旅になったかなぁ…

米沢牛への期待に目がくらんで参加したみたいだけど

帰ってきてからポツリと一言「楽しかったね」。

もう、母はハートをバキュ~ンと射抜かれてしまいましたですヨ。

ご先祖さま、ありがとうございました。

2013年8月12日月曜日

米沢公演、無事終了!

土曜日に戻ってまいりました。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

荷物もやっと片付き、お礼状にとりかかりたいところなのですが…

10月に町田で『センセイの鞄』の再演が決まり、そのチラシ校正の詰めに追われ…

『アローン・シアター』応援団会報の原稿〆切が15日…

キャ~ッ、こんなに熱いのに冷たい汗・汗・汗!!!

…という私のもとに、これまでの公演でお世話になった方々から、たくさんの元気の素が届きました!!!

陸前高田からは、南部地鶏の焼き鳥セットが…

花巻からは手作りの、ブルーベリージャムが…

山形の尾花沢からは大玉のスイカが…

皆さん、公演から帰る日に合わせて送って下さって…もう本当にかたじけないことで。

そのお気持ちに励まされ、美味しさに癒され、米沢公演の充実でターボ全開。

ブッちぎりだぜ、シェキナベイベー、イェ~~~!!!

テンパって、壊れかかってるかも(笑)。

皆様、素敵なバカンスを☆

2013年8月2日金曜日

8月9日『空のかあさま』米沢公演に向けて、髪を切ってきました

『センセイの鞄』のツキコさん役のため伸ばしていましたが、元の髪型に戻りました。

こうして、身も心も「みすゞ」になってゆく…

谷さん御用達のサロンは↓
 http://www.mo-salon.com/ 

このサイトの「リンク」でも紹介していますが、女の命の黒髪を預けられる美容院です。

代々木上原のマンションの一室でやっている隠れ家的サロン。

ご夫妻でやっているので、完全予約制。

ちなみに私がお願いしているのは、奥さんのほう。

昔、杉本彩ちゃんのヘアメークをやっていた方です。

通いだして、10年になるかな。

その前の美容師さんも、原宿のマンションの一室を改造して、やっと自分の店持って、相棒と二人で職人気質なスタイルを貫いていたのだが…

「海に夕日が沈むところで暮したい」と、故郷の九州に帰ってしまいました。

その人は、職業を聞かれて「びようし」ですと答えているのに、真っ黒に日焼けしているものだから、「ああ、漁師さんね」と勘違いされるような飾り気の無い人でした。

原宿のド真ん中で美容院やってるのにね(笑)。

まぁ、そういう超自然体ナチュラルな波乗りジョニーだったから、故郷の海に帰ってしまった。

そういえば、今やってもらってる美容師さんも、波乗りやってるなぁ。

私は波乗りやらないけれど、海が大好きだからか、回りに波乗りやってる人が多いなぁ。

まぁ、そんなこんなで、代々木上原のサロン、良かったらお試し下さいませね。お薦めです!!!

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です