2017年9月29日金曜日

怒涛の3日間

明日は、『顔』~沖縄戦を生き抜いた女の半生~朗読公演。

明後日の日曜日は、さいたま市・三ツ和会館の文化祭。
音読サークルのステージ発表で、私は出演しないのですが…
音響のオペをやるもので…
チョンボしたらどうしよう…?!!!と、自分が舞台に立つよりドッキドキで(汗)…


月曜日は、川越の蓮馨寺でやっている〈みすゞ塾〉。
年末のおさらい会で、悩ましい問題発生中。
今は何も考えられない。

目の前の舞台に集中します☆

谷英美の明日の舞台、NHKの取材が入ります☆

谷英美 作・朗読 『顔』~沖縄戦を生き抜いた女の半生~
2017年9月30日(土)14:30~16:00
@さいたま市 指扇公民館
アクセス
 http://www.city.saitama.jp/nishi/001/001/006/001/sashiogishisetupc.html 
入場無料
さいたま市 西区主催の人権講演会として

まだお席、ございます。
作品のモデルとなった沖縄戦体験者・新垣文子さんもいらして下さいます。
体験者の生の声を聞ける、貴重な機会です。
ぜひ、お運び下さい。
TEL 指扇公民館 048-622-4424
    『アローン・シアター』事務局 090-6147-4160(佐藤)

何と、FBの告知に参議院議員・糸数慶子さんが「興味あり」をクリックして下さいました!!!
めっちゃ嬉しい、勇気100倍です。
沖縄出身のジャーナリスト・近田洋一さんがご存命の頃は、近田さんが選挙速報を流して下さっていました。
私の知りあいも、糸数さんがバスガイドをされていた頃、沖縄へスタディツアーに行き、糸数さんにご案内いただいたそうです。

またこの舞台、今月の初めには、東京沖縄県人会の女声活躍委員会でも朗読させていただきました。

その時の方が、お友達と6人でいらして下さいます。

6月、沖縄公演にご一緒した方も3人いらして下さいます。

同じ演目に何度も足を運んで下さる…こんなに嬉しいことはありません!!!

感謝と、沖縄への愛を込めて、チバルよ~~~☆

2017年9月28日木曜日

谷英美書き下ろし『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー 朗読公演 前々日レポート

今日は、明後日の『顔』@指扇(さしおうぎ)の最終稽古。

5月・丸木美術館公演の時のファイルの整理、やっとこの間終わったばかりで。

毎月贈呈していただいている丸木美術館ニュースも、資料としてファイルに入れました。

遠路、東京都町田市からいらして下さった、陸前高田支援の会の中野さんのアンケートに、こんな嬉しいことが書かれていました。

「朗読はもちろんですが、その後のトークも素晴らしかった。街の心療内科は壊れてしまった人で溢れています。谷さんの言葉の力で救われる人がいると感じました」。

丸木美術館公演では、女子大生にも嬉しいお声をいただきました。

「平和運動って声だかに叫ぶイメージがあって、ちょっと引いていましたが、こんなに等身大に楽しく伝えることもできるのですね」。

あさってはまた、作品のモデルである新垣文子さんもいらして、アフタートークにご参加下さいます。

何と、さいたま市主催の人権講演会なので入場無料です。
14:30~@さいたま市 指扇公民館

いらっしゃいませんか?

2017年9月27日水曜日

陸前高田との交流by谷英美 2017年9月27日(水)

陸前高田の実家と慕う、天照御祖神社・宮司の美津子先生が、神職として進級。

そのお祝いを10月22日(日)にキャピタルでなさると、高田公演の帰りがけに寄った時にうかがった。

ご主人を亡くされてから神職の資格を取り、中学校の先生から宮司に。

神社を守らなければと、必死に生きてこられた中で震災も起き…そのご苦労は私の想像など及びもつかないことだろう。

まだまだこの国は、男社会だ。

東北はそれが、首都圏よりも色濃く残っている。

男の人を立てながら、宮司として自分が前に立たなければならない。

私にはぜ~~~ったいにムリ(汗笑)。

進級して「紫の袴をはけるのよ」と、それはそれは嬉しそうだった。

感謝の集いを計画しようとしていたら、総代さんたちがお祝いを開催して下さるとのこと。

思いがけない臨時収入があったので、ささやかなお祝いをお送りしたら、先ほど弾んだ声でお電話を下さった。

悲しいことがたくさんあった海の町で、めでたいお祝いをできるのは、私もとても嬉しい。

2017年9月25日月曜日

今日は、川越の蓮馨寺で続けている〈みすゞ塾〉でした

今日の〈みすゞ塾〉では、『町の馬』という詩に謳われている酒屋は、みすゞのお家の隣に実在したことをお話しました。

現在の金子みすゞ記念館は14年前、その酒屋を壊して建てられました。

みすゞの見たままの風景を壊してまで、間口の広い記念館を建てる必要があったのだろうか…

復元というのは、元の通りにすることを言うのですよね?

であるならば、アレを〈復元〉とは言えないのではないでしょうか。

壊してしまったものの価値を解らない方が、権威として館長をされている。

あ、そっか!解らないから 館長をしていられるのか。

だから生家ではないのに、話しを盛って〈生家〉ということにもできるのね。

なるほど~~~!!!

2017年9月24日日曜日

明日は、川越の蓮馨寺でやっている〈みすゞ塾〉

みすゞの詩を声に出して読み合う会です。
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

前回は『かくれんぼ』という詩に『煙が目に沁みる』というジャズを当てて、トレンディドラマの1シーンを創って遊びました♪

明日は、この詩に音楽を付けて遊ぶ予定。

『峠』

夕風
さらさら
高きび畑、

白い
お月さん
峠を越える。


とぼとぼ
疲れたお馬、

のぼり
のぼれど
高きびばかり。

【金子みすゞ全集より】

さて、どんな音楽を当てるかは、来てのお楽しみ~~~☆

2017年9月23日土曜日

東北公演を終えた、谷英美の徒然

去年、陸前高田のKさんにお電話をした時の言葉…

「谷さんからご案内をいただいて、お返事をと思うのだけれど、一本の葉書が書けねぇのす。鈍感になろうと努力しているうちに、心が固くなってしまって…。な~んも考えないで没頭できる、谷さんの舞台をまた観たいなぁ」。

そのKさんが、やっと、やっと、やっと仮設から出られた!!!

今年はご案内後、「楽しみに待ってます」と、秋桜の絵手紙が…は~~~良かった!!!どんなに安堵して嬉しかったか!!!

しかし出られる喜びは、まだ仮設を出られない人を置いて出ていく苦しみと背中合わせで…

目には見えない、そして言葉にできない辛さが、被災地にはまだまだたくさんある。

福島の辛さは、海辺以外は一見、震災前と変わらないように見えるだけに、忘れられがちだ。

この6年半を、私はまだ「年月」とは言えない。

だってまだ、昨日のことのようだから。

2017年9月22日金曜日

座右の漫画『銀の匙』レポートby谷英美

登場人物・大川先輩の「ウ○コ召し上がれ」は、「クソ喰らえ」の上品な言い回しと、先ほど気づいた次第(汗)☆

今後の〈マイブーム〉になる予感!!!

2017年9月21日木曜日

座右の漫画は、荒川弘作『銀の匙』

今日の午前中は、シダックスカルチャーの〈自分開放講座〉でした♪

 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/shidax.html 

受講者・E子さんが「谷さんって、これ好きだと思うよ」と、ハメてくれた漫画の最新刊を貸してくれました!!!

『銀の匙』、E子さんに、何度1巻から借り直したことだろう…

漫画の主人公が行っている蝦夷農業高校の校訓は「理不尽」☆

この漫画について、学校の講演会に呼ばれると「親子で座右の漫画にして下さい」とよく話します。

どんな理不尽にまみれても、生き抜く勇気が湧いてきます。

「生きるための逃げは、アリです」という校長先生の言葉は胸に沁みます。

「食べられるために生まれてくる経済動物は、逃げることもできないのですから」と。

あなたも、読んでみませんか?

2017年9月20日水曜日

福島の復興イベントを企画したい貴方へ、会場の情報をご提供いたします

今年も、福島市〈ゆず沢の茶屋〉に呼んでいただきました☆

その会場である、とっても素敵な〈工房〉が、年に1回使われる、『アローン・シアター』谷英美(えみ)専用劇場となっておりまして…

何とか、もっと活用していただけるようにならないかと、小さな脳ミソを悩ませております。

こんな素敵な古民家が、1日なんと5,000円で借りられます!!!

ここで、イベントしませんか?

ゆったり椅子を並べると、30人座れます。

舞台としている板の間に座布団席を作って、ぎゅうぎゅうに椅子を詰めれば50人は入れます。

車で、福島駅西口から30分、東北道・福島西インターから土湯方面へ20分。

マイクロも相談に応じて出していただけます。

お問い合わせは、直接ゆず沢の茶屋さんへ
TEL 024-593-5088

2017年9月18日月曜日

先週の今日、陸前高田公演より帰ってまいりました☆

帰りがけ、お土産を買おうと茶輔・小谷園さんに寄ったら、何と臨時休業(涙)…

そんなわけで、お取り寄せした、お気に入りの〈わかめスープ〉本日届きました~~~!!!

簡単で美味しくって、身体にも良くって、被災地の支援にもなります、貴方もお取り寄せしませんか?
小谷園・TEL 0192-55-2541

2017年9月17日日曜日

宮沢賢治作『セロ弾きのゴーシュ』朗読公演レポート

昨日は、さいたま市の岩槻(いわつき)区で『セロ弾きのゴーシュ』でした。

先週の福島・陸前高田公演に続き、4ステージ無事に終了☆

この演目がレパートリーに加わったのは、まちだ陸前高田復興支援の会がきっかけでした。

「岩手の詩人、宮沢賢治の朗読をイベントでやりたい」と、東京都町田市に呼んで下さったのです。

リクエストをいただかなければ、取り組むこともなかったと思います。

ご縁に感謝いたしま~す!

2017年9月15日金曜日

東日本大震災・被災地の真ん中で谷英美が叫ぶ!!!

1週間前の金・土は、福島市〈ゆず沢の茶屋〉で…

この間の日曜日は、陸前高田市の〈朝日のあたる家〉で…

宮沢賢治作『セロ弾きのゴーシュ』朗読公演でした。

岩手の詩人、宮沢賢治は言いました「世界が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」。

1年ぶりの被災地に身を置いて、谷も思いました「被災地が幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」。

あの日から、6年半。

異常気象による自然災害で、あちこちが被災地となって、風化を止めることはできないのかもしれない。

でも、ならばこそ、当事者が遠慮して言えないことを、言わせて下さい。

忘れないで!!!

「前を向け」とか、「自立を」とか、まだ酷だぁ…。

建物の復興に、心は追いついてはゆけないんだってば…(涙)。

2017年9月14日木曜日

討ち死にの、その後(?)

福島と陸前高田での『セロ弾きのゴーシュ』朗読公演より、月曜日に帰ってまいりました。

月曜日の帰りがけ、門前払いを喰った大船渡のリアスホールと、陸前高田のコミュニティホールにニッコリと立ち寄り、名刺だけ置いてきました~☆

片付けとお礼状がまだ途中なのですが、土曜日はさいたま市の岩槻(いわつき)で『セロ弾きのゴーシュ』です(大汗)。

2017年9月16日(土)13:30~15:30
@岩槻駅東口コミュニティセンター ワッツ西館 2階 ボランティアルームA・B
アクセス
東武野田線 岩槻駅東口駅前
 http://www.iwatsuki-watsu.jp/access/ 
参加費 1,000円

定員20名・要申し込み
お問い合わせ NPOためぞうクラブ(奥山)090-3919-9406
       『アローン・シアター』事務局(佐藤)090-4167-4160
主催:NPO法人ためぞうクラブ
【岩槻区市民活動ネットワークまちづくり推進補助金事業】生きがい作り体験教室(Ⅱ)

朗読公演の後で、自分バージョンの『雨ニモマケズ』を発表していただくコーナーを設けます。
ルールは一つ。
「雨にもまけず 風にもまけず」で始まり、「そういうものに わたしはなりたい」で終われば、あとは自由に創作。
本家のパクリなので、あ~ら不思議、全然難しくありません。
お楽しみ体験に、ぜひご参加下さい。
もちろん、聞くだけのご参加も大歓迎。
「詩は作ってきたけど、みんなの前で発表するのは気後れする」という方は、谷が代読いたします。
堅苦しく考えずに、Let's enjoy!!!

2017年9月7日木曜日

門前払いで討ち死にの巻

『東京タワー』を東北に持って行きたいと思って、去年助成の申請をしましたが、あえなく落選。

日曜日が陸前高田公演なので、陸前高田コミュニティセンターと、大船渡のリアスホールの事業に採用していただけたらと…

資料を送って、本日電話をしてみたのですが…アポを取れませんでした(号泣)。

やっぱ、つてがないと難しそうです。

どなたかパイプをお持ちの方、繋いでいただけないでしょうか?

何かあれば事務局までご連絡下さい。taniemi.alonetheater@gmail.com

よろしくお願いいたします☆

2017年9月5日火曜日

みすゞ塾@川越 蓮馨寺レポート 2017年9月4日(月)

今日は、地元のお寺でやっている〈みすゞ塾〉でした☆
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

去年、全集を読破し、ただ今2巡目、舐めるように詩と向き合っている。

12年の歳月をかけて共に積み上げてきた研究って、やっぱスゴイかも!!!

金子みすゞ全集は、書いた順番通りに並んでいるというのが、信頼できる研究家たちの説なのだが…

みすゞは、三冊の詩集の中身を、さらに章で分けている。

今日の学習範囲、第Ⅰ詩集『美しい町』の3章は【おとむらひの日】という章になっている。

その章の最後にみすゞは、章と同じタイトルの「おとむらひの日」という詩を置いている。

そして、次の4章【大漁】という章の最初に、章と同じタイトルの「大漁」の詩を置いている。

「大漁」の主題は、鰯のとむらいだ。

みすゞは、明確な意図をもって編んだ…と、谷は考えている。

1巡目では、私自身、ここまでの話しはできなかった。

塾生の理解も、この説明に納得できるぐらい進んだ。

歳月と仲間に感謝!!!

2017年9月3日日曜日

谷英美 作・朗読『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー、ご報告

昨日は、東京沖縄県人会 女性活躍委員会さまに、『顔』~沖縄戦を生き抜いた女の半生~の朗読公演を開催していただきました。

お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!!!

劇中、作品のモデルの新垣さんが、東京に出てきていた(後の)ご主人との10年ぶりの再会で、ドジをしでかすシーンがあって…

そこで〈笑い〉がきたのは初めてでした!!!

なんか…嬉しかったなぁ☆

皆さんのノリの良さと、リラックスした雰囲気ゆえでしょう。

沖縄の皆さんは歌が好きだからと、古謝美佐子さんの『童神』を一緒に歌うエンディングも好評でした♪

私自身とても楽しかったですし、皆さんも笑ったり泣いたり、トークでの発言も活発で楽しそうでした。

壮絶な沖縄戦の朗読会で〈楽しい〉というのは、そうそうないでしょう(笑)。

谷英美ならではかもしれません。

2017年9月1日金曜日

谷英美 作・朗読『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー、明日は都内です

谷英美書き下ろし『顔』~沖縄戦を生き抜いた女の半生~

2017年9月2日(土)14時~16時

出演 谷英美

参加費 500円

【会場】メディア・ワン会議室
東京都千代田区鍛冶町2-1-2 神田南口ビル4F
JR神田駅南口改札から徒歩30秒

◆沖縄県人会・女性活躍委員会による第2回学習会として◆

お問い合わせ・お申し込み
『アローン・シアター』事務局(佐藤)
TEL 090-6147-4160

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

都内での上演の機会はなかなかないので、お近くの方、この機会にぜひいかがでしょうか?

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です