2018年6月29日金曜日

太宰治のことby谷英美 その2

(昨日の続き)三鷹駅前のギャラリーで開催されている「没後70年展」で見つけた掘り出し物とは、太宰作品の中で大好きな短編『散華』の登場人物〈三田君〉の写真。
 http://mitaka-sportsandculture.or.jp/dazai/event/20180616/ 

やっぱり実在の方だったんだ…懐かしい友人に再会したようで胸がいっぱいになった!!!

作中、実名で登場する太宰は、詩人未満の三田君の作品を良いと思ったことはなかったが、アッツ島から届いた三田君からの最期の葉書は第一等の文学だと言っている。

私は、その葉書を泣かずに読めたことがない。

太宰もきっと号泣したことだろう。

どんな葉書かは、また明日(続く…)。

2018年6月28日木曜日

太宰治のことby谷英美

6月19日は桜桃忌。

この間の日曜日、東京都三鷹市で、太宰治の世界に一日浸ってきました。

永遠の片思いの君との逢瀬のような胸のトキメキ☆

入水場所や、森林太郎(鴎外)と斜め向かいに墓の建つ禅林寺、通っていた酒屋跡に建つ小さな文学サロン…

ボランティアガイドさんの案内で廻ってきました。
 http://kanko.mitaka.ne.jp/volunteer-guide/ 

〆は、駅前のギャラリーで開催されている没後70年展。

そこに、私にとって、チョ~~~掘り出し物の展示がありました~!!!(明日に続く)

2018年6月27日水曜日

福島を応援by谷英美

毎年舞台を呼んで下さっている「ゆず沢の茶屋@福島市」が明日、TVで取り上げられます。
 http://yuzusawanochaya.sakura.ne.jp/ 

6月28日(木)、福島放送KFB5ch、夕方3時50分からの情報番組、ヨジデス内の「こんな所に一軒ショップ」というコーナーで紹介されるそうです。

ぜひぜひ見てみて下さいね!!!

今年も、9月7日(金)・8(土)と、ゆずさんで公演させていただきます。

今年は、金子みすゞの詩の朗読とお話「見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」をお届けいたします。

こちらのほうも、どうぞよろしくお願いいたします☆

2018年6月25日月曜日

天声人語by谷英美 裏話し その2

先ほど、元・岩波の方から、青森より祝福のお電話をいただきました。

「1週間分の新聞を持って旅に出て、今、天声人語に谷さんが出てるとこ見ました」と。

「ファンクラブの会報にいつも書いてることと同じだから、谷さんがゴーストライターしたのかと思いましたよ」と、思いっ切りお世辞を盛って下さいました(笑)。

そんなわけないっしょ!!!

でも出版社の方に、そんなお世辞を盛っていただけて、ふくらしゃ~~~(誇らしいという意味のウチナーグチ・沖縄言葉)☆

2018年6月24日日曜日

天声人語by谷英美、の裏話

記者さんにやはり、「何故、本土の俳優が、身銭で沖縄に出かけてまで公演を続けたのか?」という処を掘られました。

〈使命〉みたいな立派な言葉を使うと、何だかベツモノになってしまう気がする…と答えたら、記者さん笑っていました。

きっと私は沖縄に対してだけでなく、誰かに想ってもらえることの温かさや、誰かを想えることの幸せといったような、ささやかなことを大切にしたいだけなのだと思う。

それは、私のレパートリーの全てに共通しているテーマだから。

2018年6月23日土曜日

谷英美、沖縄慰霊の日の天声人語にてご紹介をいただきました

全文を読むには申し込みが必要みたいですが、朝日新聞デジタルでも読めます。
 http://www.asahi.com/news/tenseijingo.html 

沖縄慰霊の日の天声人語で取り上げていただけるなんて、ふくらしゃ~(誇らしいというウチナーグチ)。

お線香を手向け、南の空に祈りました。

♪長い 長い 煙たなびく ふるさとの夏…
(先月の沖縄公演でコラボさせていただいた海勢頭豊さんの『月桃』の歌詞より)

願わくは、この舞台を通して「沖縄戦と沖縄の今」を、一人でも多くの方にお届けできますように。

上演のお申し込み、ご推薦、ご紹介、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年6月22日金曜日

明日、沖縄慰霊の日の朝日新聞〈天声人語〉で、谷英美が紹介されます

明日の朝日新聞〈天声人語〉で、沖縄戦の取り組みが紹介されます。

担当記者は8年前、原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)で、初めて沖縄戦の朗読をした時に記事を書いて下さった方です。

去年の丸木美術館公演の時は、すでに本社勤務だったにもかかわらず、さいたま支局に働きかけて下さいました。

結果、記事は出ませんでしたが、動いていただけただけでも感謝です。

2018年6月21日木曜日

2018年6月23日の〈天声人語〉で、沖縄戦の朗読公演by谷英美、が紹介されます

今週土曜日、沖縄慰霊の日の朝日新聞〈天声人語〉で、私の取り組みが紹介されます。

5月5日、子どもの日のコラムを書くのに、金子みすゞについて聞いてきた記者さんです。

一昨日お電話があり、昨日、稽古後に取材を受けました☆

2018年6月18日月曜日

明日は谷英美、淑徳小学校様と打ち合わせです

淑徳は仏教の学校なので、来月のお盆の行事として、金子みすゞの詩の朗読とお話を呼んでいただきました。

5年ぶりのリピートです。

子どもたちにお話させていただけるのは、本当にやりがいがあります。

ダメな大人の見本として、「あたしみたいになっちゃいけないよ」とお話しする予定です(笑)☆

いやでもほんとに、狡い大人が嘘ばっかりついているこの世の中で、望みを託せるのは子どもしかない。

2018年6月17日日曜日

観る朗読『東京タワー』by谷英美の楽屋裏

去年の、観る朗読『東京タワー』@川越スカラ座公演のファイル、忙しさのあまり放置‥

だって、だって、整理するのは半日仕事で、時間に余裕がないと気力が湧かなくて(汗)。

ほぼ1年ぶりに、やっと片付けました☆

さぁ、ここからは、8月5日の川口リリア公演に向けて、ギアチェンジ。

何と×3、埼玉県川口市リリア様が、共催して下さいます!!!

無名の俳優の舞台を事業として採用していただけるなんて、あり得ません。

この舞台の素晴らしさを認めていただいた証です☆

このプロジェクトの今後を占う公演になります、ぜひぜひ応援をお願いいたします。

2018年8月5日(日)
【昼の部】14:00~ 【夜の部】18:00~
@川口リリア 1階 催し広場(JR京浜東北線西口直結)

●入場料 一般 2,500円
     シルバー(65歳以上)・学生 2,000円
     全席自由(未就学児入場不可)

●チケット販売 リリアチケットセンター
        048-254-9900
        リリア・ネットチケット
        https://www.lilia.or.jp/ticketinet   

●お問い合わせ NYパワーハウス 中村
        nakamura@nypowerhouse.com
        『アローン・シアター』佐藤
        090-6147-4160

【共催】(公財)川口総合文化センター
【協力】『アローン・シアター』・komado+design
【後援】川口市教育委員会、FM Kawaguchi、川口銀座商店街振興組合

2018年6月16日土曜日

昨日の投稿の続き

御著書を下さった前米沢市長をご紹介下さった同級生というのは、書家の鈴木不倒先生でして。

不倒先生は、金子みすゞを描いた一人芝居『空のかあさま』をとても気に入って下さり、故郷・米沢での上演にお骨折り下さいました。

のみならず不倒先生は、日本近代詩文書作家協会の総会や、神奈川書家クラブにも『空のかあさま』を呼んで下さり、足を向けては寝られません。

そんなわけで先日、日本近代詩文書作家協会の書展に行ってまいりました。

これらのご縁のおおもとは、書家でもある『アローン・シアター』事務局の佐藤さんなのです。

有り難いです☆

2018年6月15日金曜日

米沢の前市長より、谷英美、御著書を賜りました!

5年前、金子みすゞを描いた一人芝居『空のかあさま』を山形県米沢市に呼んでいただきました。

その時お世話になった前市長・安部三十郎様より『鷹山政治の継承』という御著書が届きました。

三十郎様の同級生より、全戸を訪ねて要望を聞いたとうかがっていましたが…

当選までの苦闘の道のりと善政!!!

こういう市長さんが、川越にも欲しいです☆

2018年6月13日水曜日

未来会議by谷英美

昨日は、日本太鼓協会の会長でもある、(株)諏訪工芸の社長と、作戦会議をさせていただきました。

太鼓協会の拠点である〈すわんど@さいたま新都心〉で、太鼓とのコラボをできないか…

陸前高田へ『東京タワー』を持っていくつての相談にのっていただいたり…

埼玉県北本市で『東京タワー』上演の可能性を探したり…

何と社長、16年前に北本で金子みすゞの一人芝居『空のかあさま』を上演した時の実行委員だったそうで!!!

その時の懐かしい集合写真を、昨日いただきました☆

2018年6月9日土曜日

沖縄公演こぼれ話「平和への祈り」

去年、沖縄公演の合間で、神様の島とされている久高島へ、魂のガイドと名乗るナビィさんに会いに行った。

絶えてしまったが、久高島にはイザイホーという秘祭があった。

12年に一度行われる、ノロ(神女)誕生のお祭だ。

何とナビィさんは、お母様がイザイホーで羽織っておられたという羽衣を、私にくださいました!!!

そんな大切な品はいただけないと固辞したのですが、有り難く風呂敷包みを抱いて、帰ってきました。

そのナビィさんに今年の公演のご案内をしたところ、「都合がつかず残念だが」と、久高島のまーす(塩)を、たくさん送って下さいました。

「命を生む海からの贈り物、皆が平和でありますように」と。

有り難かったです☆

2018年6月8日金曜日

谷英美、沖縄公演こぼれ話し「本当のこと」

Oさんが、那覇市での「金子みすゞの詩の朗読公演」をタグ付けしてFBにUPして下さった。

質疑応答ではたくさんの手があがり、濃い交流が生れたと。

おかげさまで、こちらの演目も好評をいただきました。

これまで何度も書いてきましたが、私は金子みすゞについての権威とされている矢崎節夫さんに異を唱え続けています。

沖縄公演でも、事実として定着してしまっている多くの事は、矢崎さんの「説」でしかないと、「本当の事」をお話しました。

それが、えげつない悪口に堕ちていたら、好評を受けることはできないでしょう。

一人でも多くの方に「本当の事」を伝えたいだけだという真意がちゃんと伝わって、とても嬉しいです。

毎日新聞にお勤めだったという方も、こんな感想をFBにUPして下さっています。

>きょうの朗読会と講演の中で、最も印象に残った谷さんのことばがある。「浮気ばかりしていた夫が、みすゞの自害の原因とされているのが通説ですが、私は、それだけが原因ではないと思っています。なぜなら、みすゞの夫は、彼女の死後に再婚をしますが、後の伴侶とは最後まで添い遂げているんですよ」・・。このことばに「表現者」としての柔和な彼女ではなく、演じる対象をとことん洞察し研究した「学者」としての鋭い眼差しを見た。

有り難い感想です!

近い過去に実在した人物を演じるので、いい加減なことはできないです。

発端が役作りのためで、当初は金子みすゞを好きだったわけではないから、クールなスタンスで研究できたのでしょうね☆

2018年6月7日木曜日

谷英美、沖縄公演こぼれ話「近田さんのこと」

近田洋一さんという、沖縄(正確にはロタ島)出身のジャーナリストがいました。

今日が、10回目の命日です。

近田さんは琉球新報に勤めるかたわら、絵の腕を生かして、劇団創造で美術を担当。

埼玉に移り住んでからは、埼玉新聞で記者をしていました。

沖縄戦の朗読を続ける私を応援して下さり、『HENOKO』-家族の肖像ーという大作の複製画を下さいました。

その絵を抱いて朗読行脚をしてきて、ほんっと~~~に良かった。

昨日のブログに書いた女性アナウンサー、何と、斎場御嶽にて琉装で行った近田さんの結婚式に出たそうです!!!

さらにさらに、高校生の頃、劇団創造の立ち上げにも関わっていたと言うではありませんか!!!

うるま市での公演では、主催者も「沖縄時代の近田さんとはよく呑んだ」そうです!!!

近田さん、ありがとう!あたし、ガンバってるからね☆

2018年6月6日水曜日

谷英美、沖縄公演レポート

まず第1に特筆すべきは、チャレンジの成功でしょうか。

今回、日替わりで別演目という奮闘公演となっていました。

26(土)うるま市で『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー

27(日)那覇市で「チムグリサと金子みすゞの心」

そりゃ一つの演目で廻れるほうが世話がありませんが、これを出来ると、今後のツアーにとって大きな強みになる。

『顔』@うるま市では終演語、ラジオの女性アナウンサーから声をかけられました。

「本土の方が、こんなに一生懸命やって下さっているのに、一体自分は何をしているんだろうと思いました」と…

嬉しかったです。

2018年6月5日火曜日

谷英美、淑徳小学校様よりリピートのオファーをいただきました☆

ただ今、仏教系の淑徳小学校様より、5年ぶりにリピートのご依頼を受けました。

お盆の行事、「魂まつりの法楽(アトラクション)」として、金子みすゞの詩の朗読とお話をさせていただきます。

小さい人に、みすゞの心を伝えさせていただけるのは、とても嬉しいです。

「前回良かったから」と、リピートのご依頼は、さらに嬉しいです☆

淑徳さんに呼んでいただくのは、幼児教育専門学校も含めると、4回目?5回目?…有り難いです。

沖縄公演・食べ物日記 その3

最終日、帰りの飛行機でつまもうと、那覇空港で「ゴーヤーのお稲荷さん」を買いました。

すし飯の中に、みじん切りのゴーヤーとゴマ、ほんのりとした苦味が良いアクセントになってました!

食いしん坊の本能としては、ピクルスにしておいたゴーヤーを使うとイイような気がします。

夏になって、たくさんゴーヤーをいただいたら、試してみようと思います。

食べ物日記を終わります、レポーターは谷英美でした☆

2018年6月4日月曜日

沖縄公演・食べ物日記 その2

私は、お味噌汁がだ~~~い好き☆

だが今回は素泊まりの格安ツアーで朝食なしのため、お味噌汁に飢えていたのだろう。

渡沖2日目、NHK出演後、1ヶ所会場の下見を終え、興行師(?)でもある神父さまと定食屋さんへ。

熱心にメニューを見返しても、ど~~~しても〈味噌汁定食〉から目が離れない。

定食にはもれなく味噌汁はついてくるのに、〈味噌汁定食〉と銘打つには理由があるはず。

お目めキラキラと「これにする」と言うと、神父さま「そんなんでいいの?」という風情。

にっこりと頷く私。

ああ~~~どんなお味噌汁なんだろう(ワクワク)。

なんと、スパムが入ってました~~~!!!

玉子が鎮座し、野菜たっぷり超豪華なおかず味噌汁は、ソウルフードなのでしょう、コンビニでも〈沖縄味噌汁〉を売ってました。

2018年6月3日日曜日

沖縄公演・食べ物日記 その1

核心は、ファンクラブ会報用にとっておかなければならず、ネタばれにならない話でご機嫌をうかがいます。

昨年の沖縄公演での、「いただき」レシピは、ゴーヤのピクルスでした。

今年の第1弾は、ゴーヤとろろ。

毎日のようにご飯しに行った、ホテル近くの居酒屋にあった一品。

薄くスライスしたゴーヤを、たぶん塩もみ。

これにとろろと鰹節をかけただけのところに、お醤油をチロッと。

ビタミンたっぷりのゴーヤに、スタミナとろろですよ、夏バテ知らずの一品でしょう☆

しかも、料理とは言えないぐらい、チョ~簡単(笑)。

ぜひ、お試しあれ!!!

撮るより先に食べてしまうので、写真がなくて(汗)…。

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です