2017年1月31日火曜日

みすゞ考

昨日〈みすゞ塾〉にて、めでたく全集読破☆
金子みすゞが、全集に入れなかった「おとむらひ」という詩も含めて読破。
金子みすゞが編んだ順番通りに、512編を観ていくことの意義を、あらためて感じた。

「おとむらひ」は大正12年、5つの詩が、4つの雑誌に一挙に掲載され、華々しいデビューを飾った詩の1編だ。
にもかかわらず、みすゞは、512編を手帳に清書する時にはずした。
なぜかはわからない。
が、理由はきっとある。
うまく言葉にできないが、その理由が理屈ではなく、降りてきた気がした。

この詩は、ふみがら(捨てることにした手紙?)の〈おとむらひ〉を描いている。

詩は、みすゞにとって、詩の神様への手紙だったのではないだろうか?

人間界で世に出ることなど眼中になく、伝えたいとかわかって欲しいとかも思っていなかった…

ただひたすらに、ひたむきに、書きたいことを綴り、書き切った。

そして、この世での仕事を終えて旅立った。

その静かな充足感を、なぜだか昨日、身体中で感じた。

2017年1月29日日曜日

明日は〈みすゞ塾〉

いよいよ明日、512編の金子みすゞ全集読破を成し遂げます!!!
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

2005年、川越のNHK文化センターで開講後、翌年には蓮馨寺での〈みすゞ塾〉に移行。

カルチャーセンターは、私にはちょっぴり(?)窮屈かも。

当初は、時代や生涯について学ぶ〈みすゞ豆知識〉に添って選んだ、3編の詩を音読していました。

2012年4月より、全集の順番通り、5編ずつ音読。

4年9ヶ月かけて、いよいよ明日、全集読破です☆

2017年1月24日火曜日

生みの楽苦(たのくる)しみ

ファンクラブ会報の原稿〆切りが月末なもので…週末まで書きこもります。

お正月に遠路、PCのサポートに来川してくれた友人が文章校正してくれているのですが、×××××(伏せ字)ので

真剣に取り組まないと「直しようがないから、このまま載せろ」と、放置プレイ(大汗)。

「人にただ働きさせるということは、谷さんの仕事にその値打ちがなければやれない。ボランティアほど、基準は厳しいものなのです」と。

お説ごもっともなので、死にもの狂いでガンバる所存です。

そんなわけで書きあがるまでは、更新滞るかもしれません。

ご免くださいませ。

2017年1月23日月曜日

明日は〈キラリ☆笑〉

さいたま市で、12年続いている、自分開放系のサークルです。
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/kirari.html 

先日、聾唖者とのワークショップに参加したと書きましたが、その時学んできたことを、みんなに伝授する予定。

プロ用のプログラムを、素人でも楽しめるようにアレンジするのが、私の腕の見せどころ。

最近つくづく思うのは…

プロ・アマ関係なく、手段やジャンルは違っても、誰でも自分を表現したいと思ってるんだなぁということ。

伝えたい、分って欲しいという欲求は、本能に近いのではと思う今日この頃。

そこの処を解き放ってあげると、みんな、自分で自分を元気にできるようになる。

心の自然治癒力と免疫力が高まる。

このサークルは、ストレス社会におけるオアシスかも~~~☆

2017年1月22日日曜日

みすゞ三昧

昨日は、さいたま市・岩槻区のタマコチというカフェで〈金子みすゞ朗読cafe〉でした。

明日は、川越の蓮馨寺でやっている〈みすゞ塾〉。
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

おかげさまで、川越の〈みすゞ塾〉は人が増えたのですが、岩槻の〈みすゞcafe〉、昨日は二人ぼっちでした(号泣)。

難しいですね…

美味い店だからといって、行列ができるわけではない。

もっといえば、不味くても、行列を作らせることができる時代です。

中身がよければ、人が来るわけではない。

中身についての定評はあるのですが、私には行列を作らせるノウハウがない。

皆さまのクチコミが頼りです。

岩槻の〈金子みすゞ朗読cafe〉@タマコチ、どうぞよろしくお願いいたします☆

2017年1月18日水曜日

連日、濃ゆ~い時間を過ごしておりますル☆

昨日は、7月の『東京タワー』川越公演の打ち合わせでした。

去年の六本木公演の話しになった時、プロデューサーの中村裕子さんより…

「男性があんなに泣く舞台は、初めてでびっくりした」との感想をいただきました。

なんか…嬉しかったな…

たぶんそれは、私が一番やりたかった〈裏テーマ〉に、男心が共振したのだと思う。

今のリリーさんを作った原点だろうと思われる悔しい体験を、涙をこらえて声で暴れるシーン…

実は、あのシーンをやりたいがための、1時間10分なのです。

あの悔しさは、足元見られて買い叩かれる自営業者である、私の悔しさそのもの。

守ってくれる事務所を持たない私は、いつだって矢面のジャンヌ・ダルク。

これまで通り、信じる舞台を創ることが、私の生きる道。

ガンバれ、谷ヨ~~~!!!

2017年1月14日土曜日

サインアートプロジェクト

参加者の4割が聾唖者というワークショップに参加してきました。
 http://www.sapazn.jp/ 

言葉の意味から〈感情〉を解き放って、音声と全身で伝え合う…むちゃくちゃ楽しかったです!!!

素晴らしい講師のナビゲートで、自分を真っ白なキャンバスにリセットしてもらったような気分。

さぁ、明日から、どんな絵を描こうかな…☆

2017年1月13日金曜日

障がい者の話題が続きますが…

タブーにしないことが、健全への一歩だと思っています。

明日は、障がいのある方と一緒の舞台を創るための、ワークショップに行ってまいります。

昨年、さいたま市でトリエンナーレが開催された際、「補助金を申請するから岩槻で何かやらないか」とFBフレンドでもある奥山さんが声をかけて下さいました。

さいたま市の岩槻区では、『アローン』事務局・佐藤さんの教え子である大橋クンが、知的障がいのある方たちのグループホームを運営しています。

そんなご縁の中で、岩槻の詩人の世界を、障がいのある方たちも交えて表現する舞台を創れたらと思ったのですが…

私の手に余るアイデアで、挫折しました。

リベンジが叶うか、叶わないかはわからないけれど、とにかく一歩踏み出してみます(ドキドキ)☆

2017年1月12日木曜日

書と金子みすゞ その2

ダウン症の書家、金澤翔子さんの活躍は、障がいのある方たちの希望や勇気となることでしょう。

それだけに、すごくモノを言いにくい…

それを利用して〈金子みすゞ展〉を牛耳っている権威者の悪評を、主催者である毎日新聞社は知っているのだろうか。

当初の主催者である朝日新聞は、とうに手を引いたというのに。

これは、毎日書道会、毎日書道展の品格にも関わってくる。

居ても立ってもいられなくて、書家でもある『アローン』事務局・佐籐さんが属している、白峰社代表の康行先生をお訪ねしたのが一昨日のこと。

楽しい話しではないのに、私の駆け込み訴えに耳を傾けて下さいました。

それだけでも有り難いのに本日、お手紙が届きました(ピンボケに撮るの難しかった・汗)。

「命懸けで仕事に打ち込んでおられることがわかり、感銘を受けました」と…(号泣)!!!

未熟な私を受け留めて下さった嬉しさに、泣けて、泣けて…

私が康之先生に出したお手紙も、ついたかな、胸の奥がじんわりあったかいです。

書と金子みすゞ

金澤翔子という、みすゞの詩を作品にしておられる、ダウン症の書家をご存知の方も多いかと思う。

この5月、東京は日本橋の三越デパートで、金澤翔子さんが金子みすゞの詩を書にする、金子みすゞ展が開催される。

私は、障がいのある友をたくさん持っている。

だからこそ、障がい者のアートについての議論を求めてみたい。

舞台芸術のジャンルにおいて、かけねなしに健常者が障がい者に白旗を揚げるステージを、私は多々知っています。

私は書においては素人ですが、シロートならではの素直な感想として、金澤翔子さんの書作品を、ちっとも良いと思えません。

障がい者というだけで注目するのは、逆差別とも言えないでしょうか?

2017年1月8日日曜日

笑顔のちかラジオ ちぼびたんで~ ゆめのたね放送局

おっと、講演原稿を書き耽っていて、聞き逃すところでした(汗)。

♪親の~~~血を~ひく~兄弟~より~も~~~

盃を交わした(?笑)妹が、インターネットラジオをやっています。
 http://www.yumenotane.jp/ 

元日の放送で、金子みすゞの一人芝居『空のかあさま』を観にきてくれた時のことを話したり…

そのお芝居に出てくる『草の名』という詩を朗読したり、してくれています。

嬉しいです、ちいぼう、ありがとう!

今週は、元日の再放送。

途中からしか聞けなかったので、もっかい聞こうっと。

間もなく、10:30~です、良かったら聞いてみて下さいネ~☆

2017年1月7日土曜日

本日、私設PCサポートのK女史、来川

「おまえん家、遠いワ~~~」と言いながら、ルーターのどこに問題があるのかを確認し…

疾風のように現れて、疾風のように去って行ったK女史。

彼女の本業はフリーの照明さんで、故・杉村春子先生や美輪明宏、美空ひばり等、錚々たるアーティトの舞台照明の現場を踏んでいる。

その彼女曰く、2002年に、福島市〈ゆず沢の茶屋〉で再演した金子みすゞの一人芝居『空のかあさま』は、〈彼女の〉五本の指に入るデキだったそうな。

あの舞台を見せてくれたから、サポートすると決めてくれたそうな。

ファンクラブ会報の原稿校正も、更新止まっているHPも、彼女のおかげさま。

あの舞台の空気感は肌で覚えているけれど、どんな演技をしたか、できていたのかは、私はわからん。

でもねぇ、言葉責めな往復ビンタで叱咤激励されるのでございます。

「あの舞台ができる力があるのに、毎回できないのは、努力が足りない」と!!!

ガンバるから~~~赦してネ~~~☆

2017年1月5日木曜日

今度は、自分にびっくり!!!

今日が仕事始めだったようなのですが…

松の内に講座はないと思い込んでいただけで…

ほんとは、シダックスの自分開放講座があったのに…
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/shidax.html 

朝、携帯で、6月の沖縄公演の打ち合わせをしている最中に家電が鳴り…

シダックスの担当者より「生徒さんたちがお待ちです」と…(大汗)!!!

スッピンのまま、速攻家を飛び出しました。

皆さん、「谷さん遅刻したことないので、絶対忘れてる」とお電話下さったそうです。

申し訳ない幕開けでしたが、「谷さんは遅刻したことないので…」と思って下さったのは、ちょっぴり嬉しかったかも。

って、嬉しがってる場合か!!!と自分に突っ込みを入れる仕事始めでございました~☆

2017年1月4日水曜日

PCその後

とりあえずネットには繋がりましたが、どこに問題があるのかを確認するため…

私設サポートの友人から、暗号としか思えない指示メールがきて涙にくれていたところ…

「無理して自分でやらんでもいい。今月暇だから、メンテナンスに行ってやる」と追伸メールが~~~(嬉涙)!!!

そのメールは、「おまえ女優で良かったな。芝居やってなかったら、ただのダメな人だもんな」と、結ばれておりましたとさ。

めでたし、めでたし☆

2017年1月3日火曜日

あけましておめでとうございます

たしか去年も暮れにPCがおかしくなり、私のPCをビルドアップしてくれている友人に、大晦日にヘルプに来てもらったのでした。

何と今年も大晦日…というか元旦にネットに繋がらなくなり…

私設サポートをしてくれているその友人に電話で指示を仰ぎ…

「お前じゃ話しにならない、息子に代われ」とか言われつつ悪戦苦闘し…

何とか復旧いたしました~~~!!!

〈年末、大ドンデン〉の息子は、彼女や友達と初詣に行ったり、家でまったりして、一人暮らしを始めた部屋に帰ってゆきました。

息子は4日が仕事始めなので、明日3日は洗濯機を回して、仕事の準備に入るそうです。

もう、あたしゃヘロヘロ。

年賀状も、やっとさっき書き終えました。

私もまた明日から、ガンバるぞっと。

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたしますネ☆

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です