「こんなのアリかよ~~~!」っていう〈みすゞネタ〉第2弾、イッてみたいと思います☆
みすゞの詩は好きだけど、ファンというのとはちょっと違うかな…と思いつつも、情報収集のためにファンクラブに入っています。
先日、会報が届いたのですが…
韓国でも『金子みすゞ全集』が出版されるそうで、それ自体はとても嬉しいです。
しか~し!!!
みすゞの全集は、Ⅰ『美しい町』、Ⅱ『空のかあさま』、Ⅲ『さみしい王女』の三冊から成っています。
にもかかわらず、韓国版はⅠ『星とたんぽぽ』、Ⅱ『芒とお日さま』のニ冊とのこと。
三冊であることにも、それぞれの詩集のタイトルにも、みすゞの想いがあるはずです。
それぞれの詩集の巻頭にどの詩を置くのか、最後をどの詩にするのか…
また、三冊における詩の並び順から見えてくるみすゞの想い…
2冊にして、タイトルまで変えてしまったら、そういうことを全く読み取れなくなる。
手軽な選集ではなく、〈全集〉には〈全集〉の意味、意義というものがあるでしょう!
そういう大切なことを守るのが、権利者の仕事ではないのか。
韓国での出版に際し、翻訳者・出版社が2冊にして、タイトルまで変えようとしたら、「それは困る」というのが、金子みすゞ著作保存会の仕事ではないのだろうか。
金子みすゞ著作保存会は、詩人の言葉、みすゞの想いに対して、あまりにも不誠実だと思う。
私があまのじゃくなのだろうか…
皆さんは、どう思われますか?
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