埼玉県富士見市のシダックスで、愉快な講座をやってます。
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/shidax.html
明日は歌詞の朗読ではなく、物語の朗読。今取り組んでいるのは『かはたれ』。
いよいよ大詰めに差し掛かってきました!!!
お母さんを亡くした麻という少女は、心の困難に直面し、図工でフリージアを青く塗ったりして、言葉と意味がはぐれてしまっています。
明日のテキストは、そんな麻に、お父さんが長い長い手紙を書くシーン。
「お母さんが亡くなった後、何も感じなくなったとしたらそれは、お母さんの死を悼むという仕事を、麻の心がしていたのだと思います。それはとても辛くて大変な仕事だから、その間、麻の心はすっかり閉じてしまっていたのかもしれません」
(中略)
「今、麻がいろんなことを感じるようになったのは、お母さんを忘れてしまったからではありません。むしろ、お母さんを悼む気持ちで、魂の一番美しいところが充たされたからなのだと思います。充たされたからこそ、眠りから覚めるように、心が開かれたということです。」
泣かずに読めるかなぁ…このお話を、被災地に持って行きたいなぁ…
心細くなったら、ぜひ読んでみて下さい。きっと、あなたの心を抱き締めてくれる一冊になるはずです。
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