日曜日に、稽古場へ取材に見えます。
いつも沖縄戦の朗読の舞台装置として飾っている絵は、実は元・埼玉新聞記者・近田洋一氏の作品でして。
タイトルは『HENOKO-家族の肖像-』。
「谷さんの活動の一助になれば」と、生前にプレゼントして下さいました。
私がいただいたのは、4分の1の縮小コピーで、本物はボルトでジョイントする大作のインスタレーション(装置的絵画)。
9年前にお亡くなりになった後、沖縄の佐喜眞美術館が引き取って下さいました。
その2年後、2010年、『HENOKO』は埼玉に里帰りして、丸木美術館〈OKINAWA展〉で展示。
その絵の前で朗読させていただいた時は、感無量で…
そしてなんだか、不思議な気持ちでした。
絵が美術館にあるのは当たり前なのですが、『HENOKO』は、街中で暴れてきた作品なので。
なんだか、一緒にヤンチャしてきたダチが、カタギになってすましてるみたいで(笑)。
あいつ、今頃、沖縄の佐喜眞美術館で元気にしまわれているんだろうか…
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