2017年5月11日木曜日

丸木美術館での朗読公演、今度は埼玉新聞からお電話をいただきました。

日曜日に、稽古場へ取材に見えます。

いつも沖縄戦の朗読の舞台装置として飾っている絵は、実は元・埼玉新聞記者・近田洋一氏の作品でして。

タイトルは『HENOKO-家族の肖像-』。

「谷さんの活動の一助になれば」と、生前にプレゼントして下さいました。

私がいただいたのは、4分の1の縮小コピーで、本物はボルトでジョイントする大作のインスタレーション(装置的絵画)。

9年前にお亡くなりになった後、沖縄の佐喜眞美術館が引き取って下さいました。

その2年後、2010年、『HENOKO』は埼玉に里帰りして、丸木美術館〈OKINAWA展〉で展示。

その絵の前で朗読させていただいた時は、感無量で…

そしてなんだか、不思議な気持ちでした。

絵が美術館にあるのは当たり前なのですが、『HENOKO』は、街中で暴れてきた作品なので。

なんだか、一緒にヤンチャしてきたダチが、カタギになってすましてるみたいで(笑)。

あいつ、今頃、沖縄の佐喜眞美術館で元気にしまわれているんだろうか…

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