調べ物をしていて、二つの符合を見つけました。
私にとって〈文学〉は、太宰治の『走れメロス』から始まりました。
①太宰が第1回芥川賞落選の翌年、昭和11年。
パビナール中毒で入院したのが、済生会芝病院。
リリーさんのオカンが逝った病院と同じでした。
②太宰、芥川賞落選において、川端康成との間に起こった〈事件〉当時…
すでに金子みすゞは亡くなっていますが、芥川賞の勧進元・文藝春秋社には、みすゞの弟が勤めていました。
みすゞの弟は、古川緑波(エノケン・ロッパの、あのロッパです!!!)が編集長をしていた『映画時代』の仕事をしていて。
川端と太宰の芥川賞事件に、みすゞの弟も何らかの接点はあったかなと想像しています。
シンプルに「好き」を極めていくと、縁に導かれた出逢いが、向こうからやってくる。
やはり事物や作品には呼ばれている、という想いを新たにする符合で、ちょっと興奮しています(笑)。
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