2018年6月29日金曜日

太宰治のことby谷英美 その2

(昨日の続き)三鷹駅前のギャラリーで開催されている「没後70年展」で見つけた掘り出し物とは、太宰作品の中で大好きな短編『散華』の登場人物〈三田君〉の写真。
 http://mitaka-sportsandculture.or.jp/dazai/event/20180616/ 

やっぱり実在の方だったんだ…懐かしい友人に再会したようで胸がいっぱいになった!!!

作中、実名で登場する太宰は、詩人未満の三田君の作品を良いと思ったことはなかったが、アッツ島から届いた三田君からの最期の葉書は第一等の文学だと言っている。

私は、その葉書を泣かずに読めたことがない。

太宰もきっと号泣したことだろう。

どんな葉書かは、また明日(続く…)。

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