2012年8月18日土曜日

16(木)、打ち合わせで米沢に行ってきました。

またまた良いご縁をいただき、出会いを紡いでまいりました。紹介の労をとって下さったのは、日本近代詩文書作家協会のF先生。『アローン』事務局も書家なので、そのお仲間。詩を作品にする書家の会です。

青梅の聞修院というお寺での、みすゞの一人芝居「空のかあさま」にいらして下さったのが、F先生との出会い。以来、上野精養軒での、日詩協総会に芝居を呼んで下さったりと、本当によくしていただいている。

F先生は米沢のご出身で、市長と同級生。市の事業として私の公演をできないかと、市長さんをご紹介下さいました。

市長室で、会場として予定している<伝国の杜>というホールのボスをもご紹介いただき、ホールを見に伝国の杜へ。能舞台にもチェンジできる、立派な立派なホール!!!500席もあるのに、一番後ろの客席が、ステージからとっても近い。<来年、必ずやここに立つ>との想いを胸に、事業企画員の方と面談。

あわただしく、次の打ち合わせ会場へ。米沢東高校が、毎年行っている講演会の講師を探しているとのことで、東校OBと面談。次回の候補として、エベレスト登山の田部井さんも上がっているという。でも、山にはあまり興味の無い方なのでしょう。「私は、みすゞのお話の方がいい」と言って下さった。「私の一存では決められないので、次の会議で提案する」とのこと。感触良好☆

講師探しは、大変なのでしょう。「一度やっていただいても、また3年経てば、その時聞いた生徒は卒業してしまいますから、3年毎にやっていただくという方法もありますし」とまで言って下さった。OKですよ~、みすゞ以外にも演目いっぱいありますから!

あわただしく、次の会場へ。木を丸々一本使って彫る、一刀彫<笹野彫の殿堂>。彫り師の信行さんは、野外ステージでコンサートや、五大路子さんの語りを開催したりもしている。五大路子さんは、「横浜ローザ」という一人芝居を続けている。観たことはないが、お噂はかねがねという方だ。

近所の大工さんたちと一緒に建てたという庭の野外ステージが…これまたいかにも<ドサ回り>な空気を醸し、何とも手作り感に溢れている!!!私は一目でホレてしまった☆今、畑に植わっている里芋の実る頃、芋煮会で朗読しましょうと盛り上がった。みすゞには、野外がよく似合う。秋の澄んだ空気の中で、朗読している自分の姿が、アリアリと浮かんでくる。楽しみだなぁ…。

近くの笹野観音にも連れて行っていただいた。半端じゃない茅葺屋根!!!もう遅かったのでお堂が閉まっていて、観音さまを拝見することはできなかったが、そこでも笛のコンサートをしたという。暮れなずむ頃、かがり火を炊いて、百万灯のコンサート。

ここでも絶対「空のかあさま」やりたい!!!渡り廊下から登場して、「海の果」を朗読するオープニング…。足の痛みに階段に蹲るみすゞ…。脳内では、もうイメージが炸裂!!!

その後、米沢日報にも顔を出す予定だったのだが、時間がおしてしまい社長に会えませんでした。待っていて下さったのに、本当にごめんなさい。今年の元日号に、大々的にロングインタビューを載せていただきました。会いたかったのに、とても残念です。イケ面の息子さんと、名刺交換だけさせていただきました。

…とまぁ、ぎっちぎちのスケジュール。F先生は、せっかく来るのだからと、めいいっぱいアポを入れておいて下さった。丸一日お付き合い下さり、たくさんの時間を使わせてしまいました。本当に本当に、有り難かったです。

帰りは、帰省ラッシュの渋滞だろうと悲壮な覚悟をしていたのですが、奇跡です。一度も渋滞に合わず、スイスイと帰宅。あまりにもめくるめく一日で、もう心はリオのカーニバル状態(笑)。

日帰り強行軍の疲れもなんのその!今日もまた暑いけど、サンバのリズムで頑張るぞ~*smile*

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