元ひめゆりの方たちも高齢になり、ひめゆり記念館でのかたりべ活動を、この9月で引退すると聞きました。
そういう日が、遠からずくると覚悟はしていましたが…
根性入れ直して、沖縄戦の朗読を続けてゆこうとの思いを新たにしました。
埼玉の草加に住む沖縄戦体験者をモデルに『顔』という作品を書き下ろしました。
今年は、「演目は任せる」というご依頼の時は、『顔』をやるつもりです。
爆弾の破片で鼻をそがれながらも、たくましく生き抜いてきた女の半生です。
モデルとなった新垣さんの生き様にうたれ、お人柄に惚れて生まれた作品。
2年前、新垣さんと一緒に行った沖縄への取材旅行は、本当に不思議な出会いに導かれるような旅でした。
帰ってきたのが震災の前日、3月10日。
これも、新垣さんを無事にお家まで送り届けられるよう、何か大きな力が守ってくれたように感じました。
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