戦争が終わった動物園の象は張りぼてだった。
猛獣射殺令で殺されたから。
「象のいない動物園なんて、動物園じゃない」という子どもたちの願いを叶えるため、全国から象列車が走った。
唯一生き残った象のいる、名古屋の東山動物園を目指して。
川越の公民館でやっている朗読サークル「あろーん・しあたー高階」に、昔小学校で選ばれて象列車で名古屋に行き、象の背中に乗った人がいる。
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/work_takashina.html
そのOさん曰く、スカートをはいていたので、象の毛が硬くて痛かったそうだ。
今「ぞうれっしゃ合唱団」というのが全国各地にある。
象列車のストーリーを素晴らしい組曲にして歌っている。
私の友人が、埼玉の川口市で「ぞうれっしゃ合唱団」の代表をしている。
象列車の生き証人・Oさんの話をしたら「ぜひみんなに、その話を聞かせてほしい」と熱望された。
そんなわけで明日、「川口ぞうれっしゃ」の稽古場にお邪魔する。
こんな不思議に巡り合わせるなんて、人生って面白いなぁ…。
大切に想うことが同じ人とは、こうして出会わされてゆくのですね*smile*
ちなみに私め、上野動物園の象を描いた「さようならトンキー」という芝居の学校公演で、全国を回りました。
象と仲良しの姉弟の姉ちゃんの役でした。
子どもの役なのに、実は妊娠5ヶ月でした(笑)。
あの頃は、結婚していたんだなぁ…(遠い目)。
その時お腹に入っていた子も、この春大学を卒業し、就職して寮に入り独立しましたとさ☆
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