2014年4月26日土曜日

私は不思議でたまらない

戦争が終わった動物園の象は張りぼてだった。

猛獣射殺令で殺されたから。

「象のいない動物園なんて、動物園じゃない」という子どもたちの願いを叶えるため、全国から象列車が走った。

唯一生き残った象のいる、名古屋の東山動物園を目指して。

川越の公民館でやっている朗読サークル「あろーん・しあたー高階」に、昔小学校で選ばれて象列車で名古屋に行き、象の背中に乗った人がいる。
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/work_takashina.html 

そのOさん曰く、スカートをはいていたので、象の毛が硬くて痛かったそうだ。

今「ぞうれっしゃ合唱団」というのが全国各地にある。

象列車のストーリーを素晴らしい組曲にして歌っている。

私の友人が、埼玉の川口市で「ぞうれっしゃ合唱団」の代表をしている。

象列車の生き証人・Oさんの話をしたら「ぜひみんなに、その話を聞かせてほしい」と熱望された。

そんなわけで明日、「川口ぞうれっしゃ」の稽古場にお邪魔する。

こんな不思議に巡り合わせるなんて、人生って面白いなぁ…。

大切に想うことが同じ人とは、こうして出会わされてゆくのですね*smile*

ちなみに私め、上野動物園の象を描いた「さようならトンキー」という芝居の学校公演で、全国を回りました。

象と仲良しの姉弟の姉ちゃんの役でした。

子どもの役なのに、実は妊娠5ヶ月でした(笑)。

あの頃は、結婚していたんだなぁ…(遠い目)。

その時お腹に入っていた子も、この春大学を卒業し、就職して寮に入り独立しましたとさ☆

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