陸前高田での最終日、14(月)は、知的障がい者作業所〈あすなろホーム〉に行きました。
仲間たちと共同購入した品を引き取りに。
私が運び屋やれば、送料節約できますから。
実は、厳しい話をするため施設長にアポを取っていたので、けっこう気持ちは辛かった…。
私のただならぬ気配に、理事長まで同席するべく待っていて下さいました。
数ヶ月おきに取り寄せる度に、値上がりしていく…
どの町にも授産所はある、もちろん私の住む川越にも。
そことのバランス、被災地ということを割り引いても常識の範囲というものがある。
材料費の高騰もあるだろう。
しかし、一言の断りも説明もなしに値段を上げ続けることが通るのだろうか。
零細な商売をしている人たちは、消費税値上がり分を価格に転嫁できず身銭切って、1円、2円に泣いているご時勢だ。
被災地、障がい者ということにあぐらをかくなら了見が違う。
私の先で支援して下さっていた多くの人が手を引いてしまった。
大衆は3年で区切りたがる、被災地では意味を持たない数字でも。
この先、新たに支援を始める人は、まず見込めない。
これまで支援を続けてきた人たちに離れていかれたら、どうやって販路を開拓するのか。
心を鬼にして話させていただいた。
施設長にも、理事長にも「今後も付き合いたいから言わせてもらった」ということをご理解いただけて、本当に良かった。
私も、手を引いた知り合いにもう一度頭を下げるから、あすなろさんも根性入れて頑張って下さい!
知り合いからは、嬉しい一報がさっそく届きましたよ「もっかい取り寄せようとしたら、価格改定のお断りとお詫び文書が入ってたよ~」と。
紙切れ1枚のことだけれど、とっても大事なことだと思う。
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