明日はシダックスの〈自分開放講座〉。
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/shidax.html
戦後70年ということで、カラオケをかけて『同期の桜』の歌詞を朗読してみようかと。
この歌の作詞者が西條八十だということは、皆さんご存知でしたでしょうか?
私が演じ続けている金子みすゞが、師と仰いだ詩人です。
八十は、童謡の興隆期の活躍から、流行歌へとシフトし、美空ひばりの作詞もしました。
そのプロセスでは、軍歌の作詞もしていました。
『同期の桜』は罪深いまでの名曲で、言葉の魔力は怖いほどです。
ですが、4番の歌詞だけ、私は不可解に感じて‥
♪あれほど誓ったその日も待たず なぜに死んだか散ったのか‥
この言葉の真意はわかりませんが、「必ずや生きて帰ろうと誓ったのに なぜ自分だけ志願して、先に死んでしまったんだ」と、解釈することもできます。
戦意高揚の歌を作ることへの自責の念から、秘かに〈抵抗〉を紛れ込ませていたのかもしれません。
あの世で、もし西條八十に会えたなら、ぜひインタビューしてみたいです。
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