明日は川越のお寺でやっている小さな朗読教室〈みすゞ塾〉
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html
金曜日のほうのサークルは、秋に解散が決まってしまいましたが、みすゞ塾は健在で~す☆
明日の範囲は、3冊の全集のうちの第3集、『仙崎八景』の章。
この章は、故郷を謳った8編の詩のみの珍しい章となっています。
この章の最後の詩、『祇園社』より
…
はらはら
松の葉が落ちる、
(中略)
いまは
こはれた氷屋に、
さらさら
秋風ふくばかり。
故郷の景勝地を謳った詩が、なぜにこんなにも寂しい詩なのでしょうか…。
次の章の最初の詩『雪』の出だしは…
誰も知らない野の果てで
青い小鳥が死にました
(後略)
私は胸が詰まって、第3集は涙なくしては読み進められません。
みすゞが編んだ順番通りに見てゆくことによる発見を、塾生と分かち合えるのは喜びです。
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