怒涛の8月もひと段落のメドがたち、お礼をしそびれている気仙の皆さんに、お電話したり、お手紙書いたりしています。
昨日は、陸前高田の女性、Tさんにお電話しました。
Tさんは、震災の前年に、陸前高田市民会館でみすゞの一人芝居を上演した時の実行委員でした。
津波で亡くなったお姉様が、そのお芝居を観て下さっていて、Tさんにとってお姉様の思い出は、お芝居と共にあるようで、いつもその話になります。
震災から5年と5ヶ月を数えても、Tさんはまだ仮設暮らし。
そのご苦労は、想像をはるかに超えることでしょう。
「鈍感になろうと努力してきて、心が固くなってしまってるんでないかと心配」というTさんの言葉が耳に残っています。
「その瞬間は何もかも忘れて没頭できる舞台をまた観たいなぁ」と…。
心のご飯、また出前しますね。
情報をいただいたので、陸前高田からの帰りがけ、〈朝日のあたる家〉を見学させてもらいました。
会場も、付帯設備も無料で貸して下さるそうで、小さな催しには良さそうです。
ボランティア公演積み立ての、一日300円貯金、ガンバるぞっと!!!
…と心に誓いつつ、お金のかかる自主公演をやる度に使い込んでしまう私です(汗)。
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