今日のサークルで、驚くべき解釈が飛び出しました!!!
以下の詩の3連〈黒い星〉って、皆さんは何を表していると思いますか?
『向日葵』
おてんとさまの車の輪、
黄金(きん)のきれいな車の輪。
青い空をゆくときは、
黄金のひびきをたてました。
白い雲をゆくときに、
見たは小さな黒い星。
天でも地でも誰知らぬ、
黒い星を轢くまいと、
急に曲がつた車の輪。
おてんとさまはほり出され、
眞赤(まつか)になつてお腹立ち、
黄金のきれいな車の輪、
はるか下界へすてられた、
むかし、むかしにすてられた。
いまも、黄金(こがね)の車の輪、
お日を慕うてまはります。
ー『金子みすゞ全集』より
まったくの私見ですがと断って私は、「(みすゞの師)西條八十の可能性もありますよね」とお話しました。
そうしたらOさん、「私は正祐(みすゞの弟)ではないかと思います」と…!!!
おお~~~あり得るけれど…〈天でも地でも誰知らぬ〉とあるので、その時点ではまだ無名だった正祐よりは、西條八十の可能性が高いのではないだろうか。
それはそうと、ここまでハイレベルな話をできるまでに育ってくれたことに感謝です。
共に積み上げてきた11年の歳月に乾杯☆
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