昨日は、ジャスティスという素敵なフォークデュオが、地元・川越でライブをするということで、すでにお約束をしていたのですが…
フケて歌舞伎座へ行きました、ごめんなさい~~~!!!
16歳で養成所に入って、まず教わった発声・活舌の『外郎売』。
今でも小田原のお店で売られている外郎という万能薬を売るための口上が、その内容です。
これは、市川家の演目でもありまして…複数の役者で舞台でどうやって演るのか、いつか実際に観てみたいと願いながら早幾年。
たまたま金曜日の新聞で、襲名披露興行の夜の部で、『外郎売』がかかると知り、速攻松竹に問い合わせるも、手の届く3階B席は売り切れ。
1万9千円~の席しかなく(号泣)…
観たい幕ごとに安い当日券を買える幕見でチケットをゲットするには、人気の演目の場合、相当早くから並ばなければなりません。
ちなみに夜の部、最初の演目『外郎売』は16:30~。
その幕見席のチケット販売は、14:25~。
並ぶからには、ぜ~~~ったいにゲットできるよう、12時~並びました。
夜の部の演目は、他に『口上』『熊谷陣屋』、玉三郎の『藤娘』と垂涎モノです。
4幕全部観ての終演は8:30。
4階の幕見席は、入口も別で、食堂や売店のある他の階には行かれない構造になってまして。
かくして谷英美、お昼に並び始めて、8:30の終演までの、2食分の食料をリュックに入れ、歌舞伎座に疎開しておりました。
並んだ甲斐ある至福の時を過ごして参りましたヨ~~~。
やっぱり私は舞台が好き、骨の髄まで役者です☆