公演の翌日は嵐の中、高波をかきわけて久高島へ、一路ガイドのナビィさんに会いに。
今から思えば、キャンセルという選択肢もあったのだろう。
しかし、船が欠航していないなら、行くことに迷いはなかった。
ナビィさんに朝お電話した時も、「危ないから来ないほうがいい」とは言われなかった。
かくして神さまの島、久高島では傘もさせないほどの風雨の中、命の生れる東の浜・伊敷浜へ行くことは叶わなかった。
しかし、ナビィさんに命を抱き締めてもらったような温もりに、今も包まれている。
そして何と、イザイホーという秘祭でお母様が白大衣の下に着ておられたというお着物をいただいた。
イザイホーは今は開催されていないので、本来なら保存しておかなければならない品なのではないのだろうか。
あんまり感激したので、魂を置いてきてしまったかもしれない。
マブヤーマブヤーウーティクーヨー…置いてきてしまった魂を戻しに、また私は久高島へ行くのだろう。
ナビィさんに、会いたくて。
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