2017年7月22日土曜日

観る朗読 『東京タワー オカンとボクと、時々オトン』@川越スカラ座 レポート①

中学から高校2年まで一緒だった同級生が、素敵な感想をFBにUPしてくれたので、紹介させていただきますね☆

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アローン・シアター 谷 英美さんの一人舞台、その朗読は、作品のなかの人たちをいきいきと立ち上がらせ、聴く人の世界をひろげてくれます。
リリー・フランキーの小説を、谷さんの生身の声を通して聴くとき、情愛、ツヤつけた感じ、せつなさ、くやしさ、胸にわきあがってきます。
親子や家族の、切れ味のわるい刃物のような不器用な愛の示し方。老いてなお人とつながることのできるオカンのありかた。息子の覚悟。どれもとてもリアルでした。

この小説を選び、作品を完成させた谷さん。地元の応援の皆さん、アツいです。

川越スカラ座、ここがもう、昭和の色を濃く残す、素敵な場所でした。
スライドも照明もとても映えるし、声もやわらかくひびきました。
8月12日には、『野火』『この世界の片隅に』の二本立てのうえ、『野火』監督の塚本さんがお見えになると。すごいなこれは。
文化の息づく川越ならではかと。

谷さんにこそつくることのできる作品に、また出会いたいです。

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引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です