2017年9月5日火曜日

みすゞ塾@川越 蓮馨寺レポート 2017年9月4日(月)

今日は、地元のお寺でやっている〈みすゞ塾〉でした☆
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

去年、全集を読破し、ただ今2巡目、舐めるように詩と向き合っている。

12年の歳月をかけて共に積み上げてきた研究って、やっぱスゴイかも!!!

金子みすゞ全集は、書いた順番通りに並んでいるというのが、信頼できる研究家たちの説なのだが…

みすゞは、三冊の詩集の中身を、さらに章で分けている。

今日の学習範囲、第Ⅰ詩集『美しい町』の3章は【おとむらひの日】という章になっている。

その章の最後にみすゞは、章と同じタイトルの「おとむらひの日」という詩を置いている。

そして、次の4章【大漁】という章の最初に、章と同じタイトルの「大漁」の詩を置いている。

「大漁」の主題は、鰯のとむらいだ。

みすゞは、明確な意図をもって編んだ…と、谷は考えている。

1巡目では、私自身、ここまでの話しはできなかった。

塾生の理解も、この説明に納得できるぐらい進んだ。

歳月と仲間に感謝!!!

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