2018年1月23日火曜日

灰地順先生との思い出by谷英美

大昔、所属していた事務所のマネージャーに言われ、灰地先生の私塾に通い始めたのは、まだ10代の頃でした。

二十歳のお誕生日を、恵比寿のビヤホールで、稽古仲間とお祝いして下さり面映かったです。

#Me too!でその事務所を辞め、ただの無職になってしまった私に、舞台デビューのきっかけを下さったのも、先生でした。

結婚に失敗して、子どもを連れて出戻って、すっかり自信を失くしていた時…

「子どもを一人産んだくらいの女の人って、なんだかとっても綺麗よね」という先生の言葉に、どれだけ励まされたかしれません。

2013年、『センセイの鞄』の稽古に大雪で遅刻し、雪まみれで稽古場に着いたら…

髪についた雪をそっと払って、ギュッ!てしてくれました。

今日も、『センセイの鞄』の台詞を、チョイ悪の?灰地先生に贈ります。

「センセイ、好き!」。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です