大正12年、関東大震災後、デマにより、たくさんの朝鮮(そして中国)の方々が虐殺されました。
何とその時、金子みすゞの弟・正祐は、日本橋の本屋で修行中でした。
…ということは、戒厳令下の東京で、正祐はどんな時間を過ごしていたのだろう。
当然、下関に帰ってから、みすゞに、見たこと、聞いたこと、体験したことを話したはずだ。
そこを見落としていました!!!
金子みすゞは、7歳で大逆事件の空気に触れ、二十歳で関東大震災が起きた。
「みんなちがってみんないい」の奥にある時代への視座がないと、金子みすゞという人間と詩を、大きく見誤ることになるだろうと確信している。
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