おさらい会に、川越市の公民館でやっている朗読サークル<あろーん・しあたー高階>の方が2人、いらして下さいました!
塾生の朗読を聞いて、来年の自分たちの発表会は、こんなふうにやるのもいいかも…と言っておられましたヨ☆
塾生からの反省として、「丸くなって座ってやるのではなく、動きたい人もいるだろうから、ステージエリアを決めて、自由にやれるようにしたら」という意見が出ました。
さすがは、うちの生徒です*smile*次回、試してみようと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎年最後の塾は、1年間のおさらい会。例年、塾生が塾で読んだものや好きな詩から数編を選んで発表する。今年は趣向を変えて、テーマ性のあるリレー朗読を行った。
詩は塾長が選んだ。「悪太郎の唄」をモチーフに、悪太郎クンを主人公と設定。彼の生い立ちや心情を、みすゞの詩で綴る実験劇場だ。
実は11月に、<みすゞの詩を朗読して自分を解放してみましょう>という、さいたま市の講座の講師を塾長に依頼したのは私なのです。
素晴らしいプログラムなのに、その講座1回でしか使わないのはもったいない!
講座の時の反省をふまえ、さらに練り上げるため、私たち塾生は実験台となりました(笑)。
朗読を始める前に「おいらは悪太郎!!」と叫んでポーズを決める悪太郎マジックで、なりきりの世界に入る。次は音楽に合わせて、悪太郎のイメージで自由に身体を動かすムーブメント。
「悪太郎の唄」
泣き泣き
にげた
よわむし
毛蟲。
おいら
知らない、
いつつけろよ、
うちで。
あの子の
母さん
かはりに
怒る。
おいら
母さん
まま母さん。
「悪太郎、10歳 日本海に面した漁師町に住む 低いなだらかな山が迫っている 漁師の父は、三歳の時に他界 母の再婚に当たり、五歳で紺屋に養子に出された 可愛がってくれた祖母も、二年前に鬼籍に・・・」というナレーションに続き、塾生のリレーで23編を朗読。
自分の番が来るまでどう読もうかと、ドキドキしていて、他の人のを聞く余裕もなかった。うまく読めたかも心もとないが、終わった時には、達成感を感じた。今までとちがった面白い取り組みであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。