金子みすゞが、一人娘のふさえさん、ふーちゃんを入浴させていた共同浴場が下関にある。
みすゞは夫から病気を移され、歌子姉まぁと慕っていた親戚の方に、ふーちゃんのお風呂を頼んでいた。
その共同浴場は〈喜楽湯〉として、往時の姿のまま営業していたのだが、一昨年ついに廃業となってしまった。
6年前の下関公演では喜楽湯さんに、ポスター・チラシの掲示で大変お世話になって以来、応援団の会報をお送りしている。
近頃また、「谷さんと、金子みすゞの足跡を辿るツアーをしたい」というお声があり、昨日久し振りに喜楽湯にお電話してみた。
「建物は、まだそのままですか?」と。
番台にいたおかみさんは、「私が元気なうちは、取り壊さないつもりだから、また来て下さい」とおっしゃっていた。
みすゞが見ていたままの風景は、どんどん消えていく…山陽ホテル…商工会議所…
〈金子みすゞ・雅輔の会〉さんにお手伝いいただいて、喜楽湯で下関にゆかりの詩を朗読するような〈銭湯ライブ〉をやってみたいなぁ!!!
今度の3月ではもう間に合わないだろうから、再来年の命日近くにでも。
夢は見るべし、妄想は語るべし、またまた大風呂敷を広げる谷でした☆
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