私が生まれ育って5歳までいた、東京都北区東十条へ、ルーツを辿る半日旅行をしてきました。
両親が初めて所帯を持った、アパート跡地、その横の路地。
初恋の人、タバコ屋のケンちゃんちに駄菓子を買いに行こうとして、ぶつかって鼻血を出した電信柱。
貨車を見に行って、バラ線で足を刺した引込み線跡。
聖母の騎士保育園。
保育園に行くのが嫌で毎日泣く蕎麦屋のみっちゃんを迎えに行っていた家。
保育園へと向かう道。
私の好きな花は紫陽花と月見草なのだが、母と歩くその道に紫陽花があったから好きになったのだと気付いた。
月見草は、牛乳瓶に生けて、アパートに飾っていたっけ。
原風景は、好きな花にまで影響するのですね…。
たった5歳までしかいなかったけれど、私の「好き」を形作った原風景の名残は健在でした。
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