前期試験が終わったとのこと、お疲れさまでした!優秀な皆さんのことだから、心配なかろうと拝察しています。
*基礎実習について”
「登場人物って何?」と聞かれると、ちゃんと定義できない自分に気が付き、新たな発見でした。ハラハラ、ドキドキしながら見させていただき、不謹慎な言い方ですが楽しかったです。この展開を、どうまとめて授業を終わらせるのだろうととても気になっていたのですが、一番気になる“終わらせ方”を拝見できず心残りでした。でもこの経験は、大きな収穫となったことと思います。
佐藤先生の書道展、行かれたのですね!私は、せっかくの佳作受賞作なのにうかがえず、とても残念でした。私は書は門外漢で不案内なのですが、先生を通じて見る楽しみを学ばせていただいています。みすゞ人気も嬉しいです。近代詩文だと、少なからぬ方が みすゞの詩を書いていますから。
佐藤先生には、チラシの題字や、『アローン』のロゴマーク、果ては舞台背景の装置として大作の書を書いていただいたりしているんですよ!10月5日(日)クレア鴻巣でも、みすゞ詩を使った「ポエトリー・シアター」で、実験的なステージを創る予定です。よかったら、ぜひいらして下さいね。
*ひめゆり*
見て下さったのですね、ありがとうございます!沖縄に関心を持ってくれて、嬉しいです。沖縄戦のことをちゃんと知っている人は、本土ではとても少ないです。ヒロシマ・ナガサキのことを知らない人はいないのに…。悲惨さを比べることはできませんが、ボタンを押したら核爆弾が破裂して人が死ぬことと、生身の人間同士が殺し合うことの酷さ…。集団自決では、親が子を、子が親を殺しました。私には、後者の方が胸に迫るものがあるのです。
久美ちゃんにとって、戦争とはどんな位置づけなのでしょう?私にとっては、戦争も憲法九条も家族の問題なのです。「こんなことをするために生まれてきたわけではない」というドラマの台詞を書いてくれましたが、まさにその通り。私は息子を、戦争で殺されたり、誰かを殺させたりするために生んだんじゃない。私にとって平和は天下国家という政治レベルの話ではなく、家族の問題なんです。
沖縄を見ると、日本という国がどういう国なのかが見えてきます。どうか沖縄のことを、ちゃんと知って下さい。そして先生になられた暁には、子供たちに語って下さい。
来年、沖縄に行かれるのですね。佐喜真美術館に行かれることを、お薦めします。原爆の図を描いた丸木夫妻の「沖縄戦の図」が常設展示されています。
私も14日から沖縄に行ってきます。「ひめゆり」トークショーのお仕事を下さった恩人のジャーナリスト・近田洋一さんが、6月7日に亡くなられました。新盆のお墓参りをしてきます。もちろん、佐喜真美術館にも行ってきます。本当は、近田さんと一緒に行きたかった…。近田さんからの宿題を、ガンバって果たしてゆかなければ!
基礎実習同様、久美ちゃんの旅も収穫の多い旅となりますように*smile*
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