@真鶴中学校体育館
「真鶴教育月間」事業として、朗読とお話をさせていただきます。去年は町民の皆さんを対象とした「しおかぜセミナー」で、金子みすゞの朗読講演会をさせていただきました。今年は対象を変えて、真鶴中の全校生徒と、真鶴小の6年生。他、保護者や地域の方々。
リピートは、とっても嬉しいです。去年の講演会が良かったからまた呼びたいと、教育長さんが言って下さったそうです。教育長さんは、ものすごく目力のある方で、つぶらな瞳との再会が今から楽しみです。
4月に打ち合わせにうかがった折、指導主事の先生より、「命の大切さを、子どもたちに伝えてほしい」との、ミッションをいただきました。「震災を経て、子どもたちは、命についてあらためて考え始めている。良い機会だから」と…。
う~ん…<命は大切>、これあたりまえ。みんな頭ではわかってる。その先、理屈ではなく、心でわかるように話すって、けっこうむつかしい。まして、みすゞは自死したわけで。その詩と生涯を通して、命の大切さを伝えるのは、とってもむつかしい…。
ここはひとつ、逆説的に話す予定。え?想像がつかない?そうでしょうとも。知りたい方は、どうぞいらして下さいね。え?真鶴は遠い?そういう方は、どうぞ私を講演会に呼んで下さいな*smile*あたなの町にも出前しますよ~!。
ちなみに真鶴の遠藤貝類博物館は、陸前高田<海と貝のミュージアム>の標本復旧のお手伝いをしています。陸前高田の支援を続ける者同士がひょんなところで出会い、嬉しかったです。こういうことをご縁というのかな…。
去年の打ち合わせの時、担当の方が連れていって下さったのですが、とても楽しかったです。鯨の骨の標本に触らせていただいたりして、大感激。みすゞの詩に出てくる<月日貝>という美しい貝もありました。
今年の打ち合わせでは、中川一政美術館に連れていっていただきました。薔薇とひまわりを描き続ける見事なしつこさ!「好きになるって、こういうことだよね」と、ものすごく共感。奔放に額まで自作する自由さ…おおいにインスパイアされ、充実したひとときでした。忙中閑あり、仕事における嬉しいおまけです。
さて、指導主事の先生からのミッションはむつかしいお題だけれど、<それから私>の部分で、自分の左手首の傷のことなど話してきます。みすゞの自死も含め、死を鏡としながら、命の話を…。頑張ってくるぞ~☆
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