地元・川越のお寺で、「みすゞ塾」という小さい朗読教室をやっている。その塾生に、丸木美術館の理事でもある絵描きさんがいる。
昨日の塾でのこと。みすゞの「花火」という詩の二連目が話題になった。
…消える、消える、花火、
消えてはなにに、
見えない国の花に。
この「見えない国の花」って、魂のことだよね…と。
そこから、話が「広島忌」に発展。丸木美術館では毎年、8月6日に灯篭流しをやっている。
塾生曰く「私ったらもう、いっつも灯篭に自分の身近な人のことばっかり書いて、丸木位里先生と俊先生のこと、一度も書いたことなかったのに今頃気が付いて…」。
塾生は今年の灯篭に、「この世の中に 人の心に たくさんの光を ありがとう」…と書いたそうだ。
位里先生、俊先生が照らす平和への光の道…
ヒロシマから続くこの道を、再び放射能で汚してしまった。
どんなに汚れた道でも、頭上をオスプレイが飛ぼうとも、私はこの道を守りたい。
後に続く命のために。
少しでも、安全な道にしてゆかなければ…。
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