新しい企画の公演会場をあたっておりまして、相手役の方と、昨日川越の鶴川座という芝居小屋へと下見に行ってきました。
でも、床が抜けてたり、天井から青空が見えたり、二階席への階段には枯葉が積もり、楽屋はとても使えるシロモノではなく…断念。
大掃除しても使えない小屋を、一日35,000円で貸し出すって、どういうんだろう…。
耐震性のかけらもない小屋で芝居やってる時に、大地震がきたら、どうなるの?!
貸すからには、使える状態なんだと思ってました。
芝居小屋として使えない小屋は、芝居小屋じゃない。
「全国芝居小屋会議」のマップで、鶴川座に( )してあった意味がわかった。
江戸だか明治だかの芝居小屋を、朽ち果てるにまかせて放置してるなんて、川越の恥だよ…。
川越の芝居小屋で、川越の役者が芝居を打つ!と胸ときめかせて見にいったのに、悲し過ぎる。
10年以上前、「川越に芝居小屋がある」と聞きつけて見にいった時は、テナントが入ってて、中国の物を売っていた。
その後、民間団体が運営者になって貸し小屋にしてたけど、料金がハンパじゃなく高くて「誰が借りるの?!」と思ってたら、案の定その団体は撤退。
市も活用法を模索していたようだけど…こんなことになっていたなんて…。
もう手遅れかもしれない。
私の手には負えないかもしれない。
でも、見て見ぬふりしたら、私は一生後悔する。
どうしたらいいかわからないけど、動いてみようと思う。
長い闘いになる予感。
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