2013年8月2日金曜日

8月9日『空のかあさま』米沢公演に向けて、髪を切ってきました

『センセイの鞄』のツキコさん役のため伸ばしていましたが、元の髪型に戻りました。

こうして、身も心も「みすゞ」になってゆく…

谷さん御用達のサロンは↓
 http://www.mo-salon.com/ 

このサイトの「リンク」でも紹介していますが、女の命の黒髪を預けられる美容院です。

代々木上原のマンションの一室でやっている隠れ家的サロン。

ご夫妻でやっているので、完全予約制。

ちなみに私がお願いしているのは、奥さんのほう。

昔、杉本彩ちゃんのヘアメークをやっていた方です。

通いだして、10年になるかな。

その前の美容師さんも、原宿のマンションの一室を改造して、やっと自分の店持って、相棒と二人で職人気質なスタイルを貫いていたのだが…

「海に夕日が沈むところで暮したい」と、故郷の九州に帰ってしまいました。

その人は、職業を聞かれて「びようし」ですと答えているのに、真っ黒に日焼けしているものだから、「ああ、漁師さんね」と勘違いされるような飾り気の無い人でした。

原宿のド真ん中で美容院やってるのにね(笑)。

まぁ、そういう超自然体ナチュラルな波乗りジョニーだったから、故郷の海に帰ってしまった。

そういえば、今やってもらってる美容師さんも、波乗りやってるなぁ。

私は波乗りやらないけれど、海が大好きだからか、回りに波乗りやってる人が多いなぁ。

まぁ、そんなこんなで、代々木上原のサロン、良かったらお試し下さいませね。お薦めです!!!

2013年7月21日日曜日

生協の機関紙「あすーる」9月号に載りま~す!!!

「さいたま彩の人」というコーナーです。

一昨日、取材を受けました。ちょうど川越の公民館でやっている朗読サークル「あろーん・しあたー高階」の日だったので、サークルも見学していかれました。

取材して下さった広報の方とは、実は古い付き合いでして…

2001年、私が上演の場を求めていることを朝日新聞が記事にして下さり、上演活動が始まりました。

埼玉での金子みすゞ一人芝居「空のかあさま」初公演は、北浦和図書館の図書館まつり。その時、協力して下さった地域のPTAが、生協の広報女史だったんです。

以来、池袋の明日館でやった初めての東京公演に、お嬢さんと一緒に来て下さったり…

戦争展で沖縄戦の朗読をした時も、いらして下さったし…

6月1日の『センセイの鞄』にもいらして下さいました。

かれこれ12年…。取材をする側と、される側となる日がくるなんて、思ってもみませんでした。話が弾んだのなんのって、楽しかったなぁ!

どんな記事になるんだろう…話が多岐に亘り過ぎて、まとめるの大変だろうなぁ…でも、とっても楽しみです☆

2013年7月16日火曜日

今年も、福島で「金子みすゞ」の朗読会をいたしますですヨ!

9月6日(金)17:00~か17:30~かは、相談中です。

場所は、福島市の「ゆず沢の茶屋」離れの工房
 http://www2.ocn.ne.jp/~yuzusawa/ 

ゆず定食のお食事付きで、2,000円の予定

朗読会の後、場所を移して会食。私も、お席を回ります。

ハァ~~~!!!今やっと、構成台本ができあがりました!!!

今回は…
前半、テーマ性のある朗読
後半、本物の虫の音の中で「こおろぎ」の詩を読むような、ゆずさんの工房ならではの朗読

前半は、「悪太郎の唄」という詩をモチーフに、みすゞの分身のような「悪太郎クン」を主人公にした物語を詩で綴る「悪太郎劇場」。

さ、これから使う音楽をトラックダウンして、詩の朗読原稿を手書きするぞ~~~!!!

もうひとふんばり、がんばっぺ!

いやぁ、でも、構成台本脱稿したので、肩の荷下りましたぁ~~~*smile*

2013年7月9日火曜日

「金子みすゞの生涯」@淑徳小学校

子どもって、いいなぁ…!!!

昨日、東京の淑徳小学校で、金子みすゞの朗読とお話をしてきました。

淑徳は仏教系の学校なので、盂蘭盆会というお盆の行事のアトラクションに呼んでいただきまして。

この一年で、亡くなったお身内の方の戒名を読み上げ、1年生から6年生まで全員で般若真教を朗誦するセレモニーには感動を覚えました。

その後、低学年と高学年に分けて2回、朗読とお話をしたのですが。子どもたち、セレモニーでのお行儀の良さとは打って変わって、元気なこと元気なこと!!!

箱に小豆を入れた装置で波音の効果音を、「大漁」の朗読のバックにやってもらったのですが、「やりたい」「やりたい」と手が上がって…やらせてあげられなかった子に悪いなぁと思うほどでした。

かたや「花のたましひ」という、散った花びらは、仏さまの花園でもう一度生まれるんだよ…という詩では、し~んと聞いてくれて。

…「みすゞは三歳の時にお父さんが亡くなってしまったから寂しくて、死んだらそれで終わりではなくて、魂は永遠だからまた会える。そう思って詩を作ったのかもしれないね」。

こういうお話を小学生でも聞き分けられるのは、仏教的な下地がやはり大きいのかもしれません。

今回呼んで下さった顧問の唐木先生には、「あえて仏教とからめたお話をしなくてもいいですよ」と言われていたので、この詩を入れようかどうしようかずいぶん迷ったのですが、やっぱり入れて良かったです。

子どもって、大人が考えているよりう~んと<おとな>なんですよね。

唐木先生は、以前おられた淑徳幼児教育専門学校にも3度も呼んで下さり、小学校に異動されたらまた呼んで下さり…本当にありがたいです。

私も、子どもたちからたくさん元気をもらい、とても楽しかったです。

2013年7月4日木曜日

2013年6月24日みすゞ塾報告

詩の解釈は、人によってこんなにも違うのか!!!という発見の連続です。今回、塾生が寄せてくれた詩の感想も、ずいぶん私とは違います。そこが、面白くてしょうがないんですよね。みんなちがってみんないい☆

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この日のお稽古は、「蛍のころ」「口真似」「花の名まえ」「田舎の絵」「お菓子買い」(『美しい町』JURA出版局より)の5編を取り上げた。都合により遅刻&早退したので、朗読練習のレポートは割愛。<さみしさ>がテーマの詩、3編についての感想を今回の報告としたい。

「口真似」「花の名まえ」「田舎の絵」の3編は、さみしさ、孤独をテーマにしている。

「口真似」は―父さんのない子の唄―という副題をつけ、「お父ちゃん。」とそっと口真似している。早くに父を亡くしたみすゞは、父恋しと思う気持ちはあっても、それを心の中にしまっておく子どもではなかったろうか。祖母や兄がいて、遠くに母がいて、結びつきは深く、みすゞは満たされていたと思う。でも、よそと比較してしまうと何かが欠けていると思うのは、子どもなら当たり前である。だから、「お父ちゃん。」とそっと口真似して、「なんだか誰かにはずかしい。」と首をすくめるのである。

「花の名まえ」には、「さみしいの」という言葉が2回使われる。場面は(御本のなか)→(町、海、港)→(花屋のかご)→(町にいる母さん)→(今、私)→(田舎の野)と連が展開するが、この回路はみすゞ独特のもので、読む者が想像するのみである。連想ゲームのように次々と思い描くことを歌っているのか、それとも最後の連のひろい田舎の野に咲く花をみんなお友だちにしたいという思いを熱烈に歌っているのか、私は、前者かなと思ってしまう。

「田舎の絵」は、一人で遊んでいるみすゞを思う。みすゞは、一人遊びが得意だ。絵の中にだって入っていく。「さびしいときは、お気に入りの絵の中に入っていく」とうたっているけれど、ちっともさびしかないのです。

みすゞは、短い生涯でたくさんの詩を創った。自分を見守る家族や友人がいても、自分が作っていく家族がいても、孤独感はあっただろう。その深さは、計り知れないが、詩を読んでいる私は、深刻にとらえていない。私自身が、流れに身をまかせる生き方をしたいと思っているからかもしれない。

 

2013年6月23日日曜日

沖縄慰霊の日に…

元ひめゆりの方たちも高齢になり、ひめゆり記念館でのかたりべ活動を、この9月で引退すると聞きました。

そういう日が、遠からずくると覚悟はしていましたが…

根性入れ直して、沖縄戦の朗読を続けてゆこうとの思いを新たにしました。

埼玉の草加に住む沖縄戦体験者をモデルに『顔』という作品を書き下ろしました。

今年は、「演目は任せる」というご依頼の時は、『顔』をやるつもりです。

爆弾の破片で鼻をそがれながらも、たくましく生き抜いてきた女の半生です。

モデルとなった新垣さんの生き様にうたれ、お人柄に惚れて生まれた作品。

2年前、新垣さんと一緒に行った沖縄への取材旅行は、本当に不思議な出会いに導かれるような旅でした。

帰ってきたのが震災の前日、3月10日。

これも、新垣さんを無事にお家まで送り届けられるよう、何か大きな力が守ってくれたように感じました。

2013年6月15日土曜日

2013年6月10日みすゞ塾報告

塾生による報告です。6月1日の公演のことも書いてくれています。『センセイの鞄』のツキコさんの衣裳を作って下さったのは、何と、この塾生です!

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『センセイの鞄』公演成功おめでとう!!お祝いのお菓子も並んで、お芝居の感想を述べ合いました。

「お芝居にどんどん引き入れられてとても感動した。灰地順さんのセンセイと谷英美さんのツキコさんが座っているだけでも、いろんな情景が目に浮かぶ素晴らしい時間だった。」
「あんまりかわいくて、塾長じゃないみたいだった。さすが女優だよね」
「白い襟の衣装がよかった。」
「一回きりの公演ではもったいない。」
「センセイ、好きという台詞は、演技じゃなくて谷さんの本心だね。」などなど。

塾生たちは当日、会場ロビーで、物品販売など裏方でも頑張りました。私は、一緒にお芝居を観る友人を案内して川越見物。お手伝いできなくて、ごめんなさい。塾への出席も1ヶ月ぶりです。

この日のお稽古は、「おねんねお舟」「隣の子供」「切り石」「魚の嫁入り」「ばあやのお話」(『美しい町』JULA出版局より)の5編を取り上げた。「魚の嫁入り」では、行列で歩きながら輪読をして、嫁入り行列の雰囲気をあじわった。

個別練習では、5編の中から3編を選んで朗読するのだが、全員が選んだ「ばあやのお話」を報告する。


「ばあやのお話」

ばあやはあれきり話さない、
あのおはなしは、好きだのに。

「もうきいたよ」といったとき、
ずいぶんさびしい顔してた。

ばあやの瞳には、草山の、
野茨のはなが映ってた。

あのおはなしがなつかしい、
もしも話してくれるなら、

五度も、十度も、おとなしく、
だまって聞いていようもの。

ばあやは、(詩の主人公である)わたしをとってもかわいがってくれる。生まれた時から面倒をみてくれた乳母なのだろう。おかあさんには、言えなくても、ばあやにはわがままが言える。そんなばあやとの距離感を表現したいと思って朗読してみた。

「あの大好きなお話を、もう一度読んで」とねだれない、ばあやとの距離を表現する人もいた…

ばあやが好き、慕っている。「だからまた読んでね」とあたたかく甘える読みの人も…

ばあやのお話ってどんなのだろうと想像する落ち着いた読みの人…

毎度ながら個性の表れる読みであった。

昔々小学生だった頃、一緒に住んで子守をしてくれていた<ねえや>がお嫁入りをするときに峠まで見送ったという体験を持つ塾生がいた。その読みは、少年だった頃の思いのこもったしみじみとしたものだった。

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です