2018年5月31日木曜日

琉球新報に、うるま市での谷英美の公演の記事が出ました

谷英美作『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー朗読公演の告知のみならず、報告記事まで出していただけて感激です。

舞台背景として飾っている絵の作者・近田洋一さんは、元琉球新報の記者だったことも丁寧に書いて下さっていました。

うるま市での公演では、「近田さんの結婚式(斎場御嶽にて琉装で行った)に出席した」という女性から、「ここで近田さんの名前を聞くとは思わなかった!!!」と声をかけられました。

近田さんは記者と二足のわらじで、今も沖縄にある「劇団創造」で美術を担当、奥様は劇団の看板女優でした。

声をかけて下さった女性は、「劇団創造」の立ち上げにも関わったそうです。

近田さんが亡くなって、間もなく10年…魂になっても応援して下さっているのでしょうか…私なりの月桃忌です。

沖縄では盛りの月桃がとても綺麗でした。

一昨日、沖縄公演より戻りましたby谷英美

まだ片付けでバタバタな昨日、シネマ沖縄の社長より「東中野ポレポレ座での上映会が苦戦している」と、SOSのメールが!!!

「まぶいぐみ」~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~
10:00~(一日一回上映)
当日:一般 1,500円 
大学・専門・シニア 1,300円
高校・中学 1,000円
前売り:1,300円
いつまでの上映かはお問い合わせ下さい
ポレポレ東中野 03-3371-0088

急きょ、トークショーの開催も決まったそうです。
6月2日(土) 上映終了後すぐ12:20分頃から
映画にも出演した肉親探しと交流のキーパーソン、そして映画製作にも関わった三木健氏によるトークショーです。

ご都合つきましたら、ぜひぜひ行ってあげて下さいませ☆

2018年5月23日水曜日

明日、沖縄公演へ発ちますby谷英美

琉球新報さんからは、昨日の夕方お電話があり、「話を聞きたいので来社してほしい」とのことで、明日、空港から直行します。

告知記事、出していただけるそうで良かったです!

明日、沖縄へ発つのですが、誕生日に沖縄公演に発てるなんて、とても嬉しいです。

日替わりで別演目に挑戦する奮闘公演となっております!チバルよ~~~☆

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谷英美書き下ろしによる『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー朗読公演

2018年5月26日(土)18:30~
@うるま市 上江洲公民館
アクセス
 https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/47213/24730042784/ 

参加費 1,000円

海勢頭豊さんの「ジュゴンを守ろう」コンサートとのコラボとなっています♪

【共催】
うるま市具志川9条の会
カトリック平和委員会

【連絡先】
宮城 080-1102-2309
稲福 090-1949-6569

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詩の朗読とお話「チムグリサと金子みすゞの心」

2018年5月27日(日)14:00~
@那覇市 カトリック安里教会
アクセス
 https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%AE%89%E9%87%8C%E6%95%99%E4%BC%9A/@26.221737,127.697532,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xfc376395a07f0712!8m2!3d26.221737!4d127.697532 
ユイレール おもろまち駅から徒歩2分 駐車場有

参加費 500円

「チムグリサ」というウチナーグチに凝縮している沖縄の精神文化をキーワードに、金子みすゞの心を紐解きます。

【主催】カトリック那覇教区平和委員会

【連絡先】稲福 090-1949-6569

2018年5月22日火曜日

沖縄公演by谷英美メーキング

沖縄公演の告知を、琉球新報さんにもお願いしたのですが沙汰がないので、昨日、お電話してみたところ…

「バタバタしててすみません。一人でも多くの方に見ていただきたいので、記事を出す方向で動きます」とのことでした☆

告知記事、出ますように。

そう、一人でも多くの方にお運びをいただけるよう、最後の最後まで手を尽くします!

さぁ、これから荷造りです。

2018年5月21日月曜日

ファンクラブ会報レポート

今日は、地元・川越の蓮馨寺でやっている「みすゞ塾」でした☆
 http://www2.u-netsurf.ne.jp/~apro/html/lecture_regular/misuzu_juku.html 

ファンクラブ会報の封入を、塾生有志がお手伝い下さり、本当に有り難いです。

今週中にはお手元に届くと思いますので、待ってて下さいね~!

2018年5月20日日曜日

沖縄公演、稽古場レポートby谷英美

昨日は、音響さんを入れての稽古だったので…

26(土)『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー@うるま市
27(日)詩の朗読とお話「チムグリサと金子みすゞ」@那覇市

両演目の稽古でした。

2つの演目を通しで稽古するのは、35年の芸歴でも初めてでしたが…やれば出来るじゃ~~~ん(笑)!!!

ということは、昼の部・夜の部、別演目での上演も可能だということ☆

役者バカもここに極まれり!!!ってなわけで、今日もこれから自主稽古です。

2018年5月18日金曜日

観る朗読『東京タワー』by谷英美を100倍楽しみたい貴人へ

劇中、圧巻のスライドショーの写真家・ムタヨシヒトさんの写真展に行ってきました。
@新宿三丁目 サードディストリクトギャラリー
 http://www.3rddg.com/ 

新宿三丁目C5出口を出てすぐの階段を4階まで、トコトコ上がって下さい。3階にあるエロい下着屋さんは土地柄でしょうか(笑)。

お近くへお越しの際は、ぜひぜひお立ち寄り下さい。20日(日)まで。

安易な理解を拒むムタさんの写真が、私は好きです。

あ、『東京タワー』は、8月5日(日)埼玉県川口市リリアにて、絶賛上演予定です☆こちらのほうも、どうぞよろしくお願いいたします!

2018年5月16日水曜日

亡き近田洋一さんのこと 2018年5月16日(水)

昨日は、沖縄本土復帰から46年の日でした。

私が舞台背景として飾っている複製画の作者・故近田洋一さんは、沖縄本土復帰時、琉球新報で整理部の記者をされていました。

その時、近田さんが付けた見出しは「変わらぬ基地 続く苦悩」。

復帰から46年も経つのに、その見出しが過去になっていない…

近田さんが亡くなる5年ほど前にお亡くなりになった奥様の命日は、5月15日…

思いを込めて、お線香をあげさせていただきました。

私がいただいた複製画のタイトルは、『HENOKO-家族の肖像』。

右上部に、ティダ(太陽)の様に輝く女性は奥様です。

今もある沖縄の「劇団創造」の看板女優だったそうです。

近田さんは、記者と二足のわらじで、創造で美術を担当しておいででした。

この複製画の本物は、近田さん亡き後、沖縄の宜野湾市にある佐喜眞美術館が受け容れて下さいました。

沖縄と埼玉の懸け橋だった近田さん…

その背中を見続けてきた者として、舞台で沖縄と埼玉を繋げたらと願っています。

近田さんは、お亡くなりになってもなお、この絵を通して、橋を懸けて下さっています。

2018年5月15日火曜日

谷英美ファンクラブ会報原稿できました~~~!

沖縄公演に発つまでに、やっつけてしまわなければならないこと満載。

会報「風火水土」、来週にはお届けできますので、待ってて下さいネ~。

新規会員も随時募集中。

入会金なし、年会費2,500円で、エミゾール(って何やねん・笑)満載の会報を、年に4回お届けいたしま~す☆

今号の目玉・巻頭は、金子みすゞの命日に、命を閉じた下関でもメモリアル公演&みすゞの足跡を辿る大人の修学旅行レポート。

佐藤さん(実は誠抱という号を持つ書家なのです)の筆文字による表紙も好評です。

どうぞ、お楽しみに!!!

2018年5月13日日曜日

金子みすゞメモリアル公演余話by谷英美

3月10日の命日に、命を閉じた下関で、詩の朗読とお話をさせていただきました。

主催者である「金子みすゞ・雅輔の会」は会報を発行しており、寄稿を頼まれました。

今日が〆切りだったのですが、無事OK出ました~~~!!!

書き直しを命じられたらど~~~しようと、めちゃめちゃ心配でした(汗笑)。

だってだって、800字って、あっという間に埋まっちゃうんだもん。

書きたいことがあり過ぎて、削れなくて、火を吹きました~~~!!!

金子みすゞの世界には、「下関の上新地に身を置いてみなければ開かない扉がある」。

下関ならではの金子みすゞについて書かせていただきました~☆

2018年5月12日土曜日

谷英美、日替わりで別演目にチャレンジの巻

今月の沖縄公演は、日替わりで別演目にチャレンジする奮闘公演となっております。

26(土)はうるま市で、沖縄戦体験者をモデルに、谷自ら書き下ろした『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ーのドキュメンタリー朗読。

27(日)は那覇市で、詩の朗読とお話「チムグリサと金子みすゞの心」。

沖縄の皆さまの「谷さんがライフワークにしている金子みすゞも聞いてみたい」とのお声が、私の役者馬鹿魂に火を点けた~~~!!!

本日から毎日、日替わりでの稽古をノルマとして課しました。

一歩、一歩…☆

2018年5月11日金曜日

心の交通事故

どんなに心を尽くしても
(尽くしたつもりでいても)
事故が起きる時は
起きてしまう
それはきっと
心配りが足りない
私のせい
痛みに蹲るけれど
傷が癒えるのを
沖縄公演は待ってくれない
涙に留まれない幸せに感謝して
前を向きます

2018年5月10日木曜日

谷英美、沖縄公演の告知記事が、沖縄タイムスに載ります☆

昨年の沖縄公演で名刺交換させていただいた沖縄タイムスの記者さんに、今月の沖縄公演の告知記事をお願いするお手紙を出したところ…

昨夜、記者さんからお電話がありました。

いつかはわからないのですが、沖縄タイムスに告知記事が載るようです!!!

嬉しいで~す☆

2018年5月7日月曜日

「金子みすゞ・雅輔の会」@下関、会報への寄稿by谷英美

3月10日の命日に、命を閉じた下関でメモリアル公演をさせていただいた「金子みすゞ・雅輔の会」から、会報への寄稿を頼まれています。

「下関ならではの金子みすゞ」について書こうと思うのだが、原稿用紙2枚の紙幅って、あっという間に尽きてしまう~~~~(大汗)…

鋭意、校正中☆

「金子みすゞ・雅輔の会」さま、〆切りは守りますので、もう少しお時間下さいませ。

2018年5月5日土曜日

金子みすヾについてなら、谷英美に聞け!…のその後。

昨日、朝日新聞記者からの質問は、今朝の天声人語になりました。

お役に立てて、何よりです☆

授業料いただきたいぐらいの長電話で、いろいろ聞かれましたヨ~(笑)。

2018年5月4日金曜日

金子みすゞについてなら、谷英美に聞け!

さっき、朝日新聞の知り合いの記者さんからTELがあった。

沖縄戦の朗読の取材かと思ったら…金子みすゞについて色々聞かれた。

どうやら、子どもの日にちなんだコラムで金子みすゞについて書くにあたり知りたかったようだ。

「金子みすゞについてなら谷英美に聞け」という方が、メディアにいるというのはちょっと嬉しい。

お役に立てるなら、何でもお教えしますヨ!!!

「金子みすゞについての嘘を垂れ流すことに、これ以上加担しないでくれ」との苦言も呈しますが。

そんなわけで明日の朝日新聞朝刊、子どもの日にちなんだコラムに金子みすゞについて書いてあったら、そのソースは私です☆

今頃、必死こいて書いてるんだろうなぁ…ガンバれ、Mさん。

谷英美、今年もNHK沖縄に出演させていただきます!

5月25日(金)11:50頃~ちゅらTVのニュースに生出演いたします。

26日(土)うるま市での『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー、27日(日)那覇市での、詩の朗読とお話「チムグリサと金子みすゞの心」、両公演の告知です。

26日の公演は、海勢頭豊さんによる「ジュゴンを守ろう」コンサートとのコラボなので、NHKにも海勢頭さんと一緒に出演いたします。

沖縄の皆さま、よろしければぜひNHKニュースを見てみて下さいませ~~~!!!

谷英美、今年の沖縄公演

谷英美書き下ろしによる『顔』-沖縄戦を生き抜いた女の半生ー朗読公演

2018年5月26日(土)18:30~
@うるま市 上江洲公民館
アクセス
 https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/47213/24730042784/ 

参加費 1,000円

海勢頭豊さんの「ジュゴンを守ろう」コンサートとのコラボとなっています♪

【共催】
うるま市具志川9条の会
カトリック平和委員会

【連絡先】
宮城 080-1102-2309
稲福 090-1949-6569

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

詩の朗読とお話「チムグリサと金子みすゞの心」

2018年5月27日(日)14:00~
@那覇市 カトリック安里教会
アクセス
 https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E5%AE%89%E9%87%8C%E6%95%99%E4%BC%9A/@26.221737,127.697532,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0xfc376395a07f0712!8m2!3d26.221737!4d127.697532 
ユイレール おもろまち駅から徒歩2分 駐車場有

参加費 500円

「チムグリサ」というウチナーグチに凝縮している沖縄の精神文化をキーワードに、金子みすゞの心を紐解きます。

【主催】カトリック那覇教区平和委員会

【連絡先】稲福 090-1949-6569

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日替わりで別演目に挑戦する奮闘公演となっております!チバルよ~~~!!!

2018年5月3日木曜日

人形劇団むすび座の『父と暮せば』について by谷英美

先週土曜日、人形劇団むすび座の『父と暮せば』を、埼玉県の富士見市民文化会館キラリ☆ふじみで観た。

むすび座さんには何の恨みもないけれど、観客を育てられなかった演劇人の一人として、今さらながら解説させていただく。

まず、人形の扱いが酷い。

人形遣いが2名、語り手が2名、そこまでは判る。

しかし開始早々、父親役の語り手が調子に乗って演技を始め、《人形遣いが不貞腐れて、人形をセット上に投げ出す》シーンがあった。

これが何を意味するか、聡明な読者はすでにお解かりだろう。

観客は、人形を《おとったん》と思って観ているのだ。

俳優が《人形をセット上に投げ出す》という行為は、人形は《おとったん》ではなく、ただの人形だとバラすことになる。

この《人形劇は嘘》だと暴露する自爆行為だ!!!

嘘を誠にする演劇のマジックを、創る側が自ら放棄してどうするのだ?!!!

そんなコ芝居で、演出家は一体何を表出したかったのか、全く理解できない。

二つめは、この作品の肝となる第3場が酷い。

この景は、この舞台の出来の分水嶺だ。

主人公の美津江は、原爆で親友を亡くしている。

その親友の母親に「何で(うちの子が死んで)あんたが生きとるん」と言われるシーン。

幼い時に母親を亡くし、親友の母を実の母のように慕っていた美津江は、ショックで感情が死に耐える(だろう)。

こういう時の人間は、涙も出ず、無表情だ。

それでいてMAXのショックをどうしたら表わせるのか…私は、この役をやりながら毎度悶絶している。

映像演技でいえば、ドUP的リアルでいて、1000人収容の大ホールでも通用する芝居というのは、実は根っ子は一緒だ。

一緒だけど、お客さまに伝わるように演じるのは、とても難しいことなのだ。

このシーンを、むすび座さんは、俳優陣が装置内を四角く行進しながら輪唱していた。

「何であんたが生きとるん」「何であんたが生きとるん」「何であんたが生きとるん」「何であんたが生きとるん」…

この処理はナイでしょう!!!

役者が下手過ぎて、こうするより他なかったのだろうか。

まさか、美津江のショックを表出するため、ベストな演出と考えたわけではないと信じたい。

三つめは、第3場のラスト。

この景の冒頭では、ユーモラスだったおとったんの言葉遊び歌が一転。

降り止まぬ雨に天を睨み据え「雨、雨、止まんかい、おまいのとったんごくどうもん、おまいのおかやんぶしょうもん」で、父親の咽び泣きを、どう伝えるか…

男親ゆえ、娘の恋の応援の仕方を勘違いしてしまう切なさ…

亡き妻に、「何で俺を遺して先に死んでしまったんだ」「俺は、娘のために、どうしたらいい?」泣きたい気持ちで天を睨む切なさを、どうしたら声で表現できるのか…

私は毎度、相手役に、悶絶しながら演技指導している。

そのシーンを、あっさり俳優4人で《合唱》処理はナイでしょう!!!

理解できない演出処理で、80分で終わる芝居を、2時間も椅子に縛り付けられて地獄でした。

この舞台をよしとする人たちに、異議を唱えたい私です。

2018年5月2日水曜日

金子みすゞを描いた一人芝居『空のかあさま』by谷英美

私がライフワークにしている『空のかあさま』は、演劇の師匠である劇作家・演出家、宮武侚史先生にいただいたものでして。

先生は今、日大芸術学部演劇学科演出コースで非常勤講師をなさっている。

その生徒さんが、『空のかあさま』を卒論のテーマにし、試演会をするという。

ついては、その芝居をライフワークにしている私に会いたいと言っているとのことで2人の生徒に会ってきた。

上演は9月を予定しているとのこと。

どんな舞台になるのか、楽しみだ☆

2018年5月1日火曜日

観劇日記by谷英美

3年前、不朽の名作『セイムタイムネクストイヤー』でご一緒した俳優・おのまさしさんと、演出家・大西一郎さんがタッグを組んだ芝居を観てきました!

『十二人の怒れる男』に出てくる13人を一人で演じるという奮闘公演。

面白過ぎて、8月の観る朗読『東京タワー』のチラシを折り込ませてもらうのを忘れてしまいましたぁ(汗笑)。

おのさん、大西さん、お疲れ様でした!!!

①から⑫まで歩く「間」も、目の前の役者が大汗かいて稼いでいると、待てるのを超えて「頑張れ!」という気持ちになるのですね。

生のステージならではのこういうズルさが芝居の醍醐味ですよね☆

引っ越し:追記

谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です