おかげさまで、時期が未定なものも含め、次年度のご依頼が舞い込み始めています。
忙しくて嬉しい悲鳴をあげている声を聞いて下さった方が増えてきたからでしょうか、今年の出足は早いです。
お仕事をご検討下さっている方がありましたら、時期のご希望に沿うためにも、早目にご相談いただけると助かります。
会場の下見と打ち合わせをしたうえで、趣旨に沿った構成台本を書き、稽古をするには、それなりに時間が必要となります。質の良いステージをお届けしたく思っております。よろしくお願いいたします。
おかげさまで、時期が未定なものも含め、次年度のご依頼が舞い込み始めています。
忙しくて嬉しい悲鳴をあげている声を聞いて下さった方が増えてきたからでしょうか、今年の出足は早いです。
お仕事をご検討下さっている方がありましたら、時期のご希望に沿うためにも、早目にご相談いただけると助かります。
会場の下見と打ち合わせをしたうえで、趣旨に沿った構成台本を書き、稽古をするには、それなりに時間が必要となります。質の良いステージをお届けしたく思っております。よろしくお願いいたします。
丸木美術館での朗読が、いよいよ今度の土曜日と迫ってまいりました!
先のブログでも書いた沖縄戦体験者、新垣さんとの出会いをいただいたのも、丸木美術館でした。
3年前、沖縄をテーマにした企画展で朗読させていただいた折、新垣さんが声をかけて下さったのです。
過酷な体験を生き抜いてこられたお人柄に惚れ、新垣さんをモデルにしたお話を書いて自分で朗読してみたい…
物書きでもないのに、無茶な妄想を抱き…
お話をうかがい、一昨年は一緒に沖縄へ取材に行き、去年やっと『顔』という作品を書き上げました☆
丸木には、もう一つ、貴重な出会いをいただきました。
3年前の朗読を機に、理事である絵描き、万年山さんが、私のやっている<みすゞ塾>という朗読教室に入って下さったんです。
今度の土曜日の朗読は、万年山さんが丸木で続けてきた工作教室の10周年記念展での朗読となります。
お祝いに、万年山えつ子を一本の線で表す書のライブペィンティングをし、万年山えつ子をテーマに選んだ金子みすゞの詩、14編を朗読します。
私が選んだ詩は、何と万年山えつ子さんが好きな詩ばかりだそうで、もう本当にびっくり!!!
万年山さんは大変な苦労人で、障がいのある方たちに寄り添い続けておられます。
陸前高田の知的障がい者作業所<あすなろホーム>の苦境も、ほってはおけないと、<あすなろ>の商品をイベントで販売したり、お友達が陸前高田支援ライブを開催して下さったり…
丸木美術館も、バザーの売り上げを、陸前高田に寄付して下さいました。
沖縄に<ゆいまーる>という素敵な言葉があります。明日食べる米がなくても、今日ある分を分け合う…という沖縄の心です。
ゆいまーるな丸木で、ゆいまーるな万年山さんの10周年を寿ぎ、ゆいまーるな朗読をいたします。
寒い時期ではありますが、よかったらぜひ、いらして下さいね*smile*
埼玉の草加に住む沖縄戦体験者、新垣さんをモデルに『顔』という作品を、去年書き下ろしました。
そのお披露目の朗読会を企画しましょう!という作戦会議をしてきましたですヨ☆
一昨年、一緒に沖縄へ取材に行き、新垣さんの半生に寄り添い、意識の底まで下りていき、新垣さんに成りきって作品を書いた…。
書いたというか、新垣さんの魂に書かされたというか、イタコしたというのが一番近い気がします。
沖縄でも朗読会をしたいねと、盛り上がりました!
沖縄への取材から帰ってきたのが、2011年3月10日。そう…3・11の前の日なんです。帰りが一日ズレていたら、大変な混乱に巻き込まれるところでした。
こういう偶然に守られる度に、神さまに「仕事をしなさい」と言われているような気持ちになります。
沖縄に向き合い、沖縄戦を、語り続けていきます。世界が平和になる日まで…。
私が書き下ろした『顔』というお話のモデルで、新垣さんという女性です。
爆弾の破片で鼻をそがれるという過酷な体験をされながら、たくましく生き抜いてこられた、とてもとても素敵な方なんです。
新垣さんへのお土産にしたくて、隣町の沖縄料理屋さんまで、<てびちの煮物>を取りに行ってきました。
宮古島出身のママがやっている、素敵なお店です☆
http://tabelog.com/saitama/A1103/A110302/11021191/
私が沖縄戦の朗読を続けているので、とてもよくしていただいています。
<てびち>は豚足のこと。私はちょっと苦手なのですが、新垣さん大好きなんです。
去年、一緒に沖縄へ取材に行った時も、ご友人と美味しそうに召し上がっておられました。
そのご友人がおっしゃるには、「料理したくても、家族が匂いを嫌がるので、家で食べられない」とのことでした。
ゆがいたり、煮込んだり、けっこう手間のかかる料理で…
去年、ご主人が亡くなり、一人暮らしとなった新垣さんは、きっとそんな面倒な料理しないだろうな…と、おミヤにしました。喜んで下さるといいな*smile*
昨日は、JVC(国際ヴォランティアセンター)というNGOの代表理事をしている谷山氏との新年会だった。
彼とは3年前、川口九条の会で沖縄戦の朗読をした時が出会い。
その時彼は、支援に入っているアフガンの報告を講演した。アフガンの少女が作った詩の朗読を交えて…。それが、とてもとても素敵だったのだ☆
谷山さんのお母様が沖縄出身ということもあり、一気に意気投合。打ち上げで美酒を酌み交わし過ぎ、その時も私は寝た(笑)。
以来、どれだけ久し振りに会っても懐かしい<友>となった。
彼は震災以来、南相馬で災害FMの支援をしている。
陸前高田の災害FMの方から、私のことも聞いたそうだ。9月の「父と暮せば」公演では、陸高の災害FMでもたくさんPRしていただき、本当に有り難かった。
その災害FMがピンチとのことだ。
国の予算ではなく、自力で運営費を調達するコミュニティFMへと、移行させる動きになっていると。
被災地は、まだ立ち直ってなどいないのに…!!!
福島のこと、沖縄のこと、そしてこの国の未来について、おおいに語り合った。
彼は去年に続き、基地問題で揺れる、沖縄の辺野古で正月を過ごしたそうだ。「谷さんが沖縄に向き合っていることに影響されて…」ということだそうだ。
「去年と比べてどうでしたか?」と問うと…
「…う~ん、適切な言い方じゃないかもしれないけど、終わっちゃってるんですよ…」
「…?移設ありきということ?」
「そう。これだけ抵抗を続けても流れを変えられないとなると、沖縄の人たちは、自爆テロも辞さないという身体の張り方をするかもしれません。それぐらい状況は緊迫しています」
原発も含め、どうやって希望を創っていったらいいのか…衆院選後、挫折感にまみれている。
次に谷山さんに会った時、恥ずかしくない報告をできるよう、顔を上げなければ!
いのち一滴残らず歌い上げたセミが アリに運ばれてゆく いのちを次につなぐために なんというめでたいことだろう
…という川崎洋の詩を書いたシートに、蝉の亡骸を乗せる装置的絵画を、今度の丸木美術館での朗読で使う。
それを昨夜、一心不乱に作っていたら、息子が帰ってきた。
作品を見るなり「うわッ、何、魔女みたいなことやってるの?!アヤシイ宗教にでも、ハマったんじゃないだろうねぇ」と、のけぞっていた。
かくかくしかじか、「万年山さんには、こんなふうに生き切ってほしいという気持ちで、蝉を持って朗読して、読み終わったら蝉をシートに乗せるの」。
「イイんじゃない!でも、ちょっと地味かも」。
この息子の言葉は、大きなヒントになった。
でもなぁ、詩の一文字一文字をアリに見立ててるんだから、大きくしてしまうわけにもいかないし…
…そうだ!いいこと考えた!!!地面に置くから地味になっちゃうんだ。
MCでフォローして、万年山さんにシート持っててもらおう☆
彼女に朗読を捧げて、蝉を置いて作品を完成させ、プレゼントする…いいかも~~~!
ああ~~~早くやりたい!早く、26日がこないかな*smile*
明日は<みすゞ塾>&ヴォイストレーニング&マブダチとの新年会です☆
丸木美術館での朗読台本、ほぼできました*smile*
ご依頼を受けた秋の時点で、初めと終わりの構想はすでにあったんです。
『アローン・シアター』事務局である佐藤さんが書家のため、万年山えつ子という人間を、一本の線で表すとどうなるか…を揮毫するライブペインティングで、幕を開けたい☆
構想というよりは、妄想と言った方がいいような私のプランに、佐藤さんは「いいですよ、やってみましょう」と言って下さった!ほんと~~~に有り難いです。
加えて、エンディングに必要な、蝉の死骸まで拾ってきて下さった!
最後は、インスタレーション(装置的絵画)風に、川崎洋の詩を読みながら、その詩を書いたシートに蝉を置いて作品を完成させて終わり。
真ん中は、万年山えつ子をテーマに選んだ、みすゞの詩を朗読。
万年山えつ子をテーマに…ったって、そんな詩、ほんとに選べるんだろうか…(笑)。
自分でも半信半疑だったが、選べてしまった、14編。読む順番も、キャスティングも、ほぼ迷わず決定。
経験による勘というか、最近、職人技に近くなってきている気がする。
って、言葉で説明されても想像つかないですよね。だから、ぜひいらして下さいな。
詳細は、またUPいたします。丸木の皆さんはのんびりしているので、細かい時間は直前にならないとわからないと思いますから。
いずれにせよ、1月26日(土)午後。丸木美術館のお庭です。
雨だったら、中でやります。台本も2パターン考えなくちゃならないので、けっこう大変でした。
でも、ワクワクの予感に包まれています。
あとは衣裳をどうするか…。
そうそう、蝉の死骸を置く、詩のシート、作らなくっちゃ!ここから先は、企業秘密ヨ(笑)。
今日から仕事始め、という方が多いかと思います。
私は7日から<みすゞ塾>が始まるので、2日、そのテキスト作りが仕事始めでした。
昨日からは、丸木美術館でやる朗読の構成台本に取り掛かっています。
埼玉の東松山にある丸木美術館は、「原爆の図」で知られる世界的画家、丸木夫妻の美術館。埼玉の大切な宝物。平和への祈りの場所。
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/top/genindex.htm
そこの理事である絵描き、万年山えつ子さんが、私のやっている<みすゞ塾>に入って下さっている。
金子みすゞが大好きだそうだ。…そういえば、万年山さんとみすゞの屈折の角度は、ちょっと似ているかも。
そんなご縁で、今月26(土)午後、丸木美術館の庭で野外朗読させていただく。
万年山さんは、人生の厳しく豊かな体験から、障がいのある方との造型ワークショップを丸木で続けて10年になる。
その記念展初日のオープニングパーティで朗読を頼まれた。
大好きな万年山さんのお祝いですもの。喜んで一肌でも二肌でも脱ぎましょう!!!
ただ今、その構成台本の執筆中。スゴイ事になりそうですヨ(笑)。
蒲鉾を切っていて、手も切った。
「そんな難易度の低い料理で、どうやったら手を切れるの?!!!」…と、息子に不思議がられた。
私も、ビックリした。
そんな珍しいことをできるということは、これも一つの才能と言えるのではないだろうか。
これからは、<特技>の欄に、書くことにしようかしらん☆
何でも良い方に考える、前向きな私です。
天然なので、笑わせているのではなく、笑われていますが、(たぶん)嗤われているわけではないでしょうから、明るく、Go Go Go!
家族、スタッフには、またご迷惑をかけることも多いかと思います。
こんな私めではありますが、皆様、本年も宜しくお願いいたします。
谷英美サイト は、この旧ブログへお引越し予定。サイトは閉鎖予定です