地元・川越の蓮馨寺で、金子みすゞについて学びながら、全集を声に出して読む教室を続けている。
ここでの学びは私自身にとっても、大きな果実となっている。
一人で詩集の文字と向き合っていると、ど~~~しても言葉の意味から逃れられない=わからない詩が満載。
ところが塾生の肉声で聞いていると、想いや感情がストレートに入ってくる=解らないけれど、分かるのだ。
この詩もそう。(金子みすゞ全集『美しい町』より)
2連目は単なるいちゃもんで、意味なんかなかったのだ。
とにかく何もかもがいやで、どこかへ行きたいという、ちゃぶ台返しの詩だったのだ。
台風がヤバイのは今夜半で、明日は晴れの予報なので、予定通りやります。